ポイント晒しに気を付けろ!

普段SNSを見ていると毎日のように釣果情報がアップされています。

みなさんは釣果情報をアップするときに気を付けていることはありますか?

一番多いのが「ポイントが写り込まないようにしている」ことではないでしょうか?

ほとんどの人が、釣果をあげたポイントがSNSに晒されないように配慮して写真の背景を加工しています。

ところで、ポイント晒しってそんなに悪いことでしょうか?

私自身もSNSで、「ポイント晒してんじゃねぇよクソが!」みたいなコメントをいただいたことあります。

そこで、シーバス初心者がランカーを手にした嬉しさのあまり釣果情報をアップした結果、SNSで炎上しないように(または炎上した場合に備えて)、ポイント晒しについて考えます。

ポイント晒しってなに?

ポイント晒しとは、(一般的には)魚がよく釣れる場所をインターネット上やSNS、雑誌等のメディアで紹介・公開することをいいます。

ポイントとは、釣り用語で「釣り場」のことです。

ポイント晒しの問題点

インターネット上やSNS上でポイントがわかるように釣り場情報を公開すると、度々炎上することがあります。

これはなぜでしょうか?

おそらくは…

①独占していたポイント(シークレットポイント)がバレてしまう

②釣れるポイントだとわかると釣り人が殺到する

③釣り人が増えると魚がスレる(警戒心が強くなる)

④釣り人の残すゴミが増える

⑤最悪、釣り禁止になってしまう(近隣トラブルなど)

といった理由が考えられます。

個人的な見解

釣り場を晒すという問題は大昔から存在しています。

なので、上記①から⑤のような事態を避けるために、雷魚釣師はポイントを人に教えないのが基本です。

ここ数年は(といっても、もう10年くらいは経つと思いますが)、釣り関連のSNSが急速に拡大してきたため、家にいてテレビを見ながら、または布団に寝っ転がりながら、あるいはトイレの便座に座りながら現在進行形の釣果情報を知ることができる時代になりました。

SNSの拡大に伴って、アップされた写真に写り込んだ風景から、「えっ、そのポイントってそんなに大きいの釣れるの?だったら行ってみよう」的なアングラーも増えてきました。

その結果、ネット上に公開されたポイント(主として、これまで知られてこなかったようなポイント)が大混雑し、場合によっては近隣住民とトラブルになる事態もあるようです。

このような状況の中で、現アングラーとして、ポイント晒しについて管理人がどう思うかといえば、「自分からシークレットポイントを公開することはないけど、それを止める権利もないし、今はそういう時代だから仕方ないよね。公開するなとは言えないよね。」という感じです。

独占していたポイントがバレてしまう

近年、シマノTVや釣りビジョンで盛んに中海シーバスに挑む釣行が放送されたことから、今までは何とか入れたポイントが激混み状態で全く入れないということが起こってきました。

私は、その激混みを避けて、アングラーはいないけど何とか安定して釣果を残すことができないだろうか?というポイントを求めてきて、1つ2つくらいは一応のポイントを見つけ、その場に合った釣り方を確立する努力をしてきました。

いわゆるシークレットポイント的なポイントです。

ただし、道路からは丸見えなので、そこまで秘匿性の高いポイントでもありません。

このような努力(?)を重ねて見つけたポイントと釣り方なので、これがネットやSNS上に晒されて、そこで独占的に釣りができなくなることを考えると

「おいおい、勘弁してくれよ」

という思いは確かにあります。

しかし、そのポイントは別に私有地でもなんでもないので、そのポイントを独占したい、釣果を独り占めしたいというのは単純に私のエゴだと思っています。

プライベートポンドや私有地でない限りは、それは仕方ないことかなと思っています。

釣り人が殺到してしまう

当たり前の話ですが、アングラーなら誰しも、釣れない場所より釣れる場所で釣りがしたいです。

職業釣り師ではなく、少ない時間を使って釣りに出かけるなので、最初から釣れる可能性が高い場所に行きたいです。

しかし、これも、別に私の所有地でもないので、ポイントを公開することを止める権利もなければ、殺到する釣り人を強制的に排除することもできません。

公開しないで欲しいと思うことしかできません(思うことだけは私の自由です)。

釣り人が増えると魚がスレる(警戒心が強くなる)

これは、特に野池などの小規模な止水域ではよくあることです。

あるいは、管理釣り場で、放流後時間の経ったトラウトが良い例だと思いますが、さんざっぱらポイントを叩かれると魚が口を使わなくなります。

この点については、正直なところ、都市部のような閉鎖水域の居着きの魚を狙うのでない限り、海での釣りの場合はあまり気になりません。(もちろん、海であってもこのような事態は生じると思いますが。)

特にシーバスフィッシングは、多くの場合が回遊待ちの釣りです。

3~4時間釣りをして1匹しか釣れないなんてことも普通です。

この点についても、結局のところ、ポイントを公開することを止める権利もないので、公開しないで欲しいと思うことしかできません(思うことは私の自由です)。

釣り人の残すゴミが増える

ポイントが公開されたことで釣り人が増えると、その中にはマナーの悪い釣り人がいる場合もあります。

マナーの悪い釣り人は、釣具のパッケージや餌の容器、飲食物などのゴミを残していくことがあります。

ゴミを残していくと、当然、釣り場としての環境が悪くなるし、ゴミを残されて喜ぶ人なんて誰もいません。

このような理由から、ポイントを公開することが非難されることがあります。

しかし、これはについては、

そもそもポイントを公開したことが問題なのではなく、単にマナー違反をする釣り人のゴミ問題なのでは?

と思います。

もちろん、因果を辿っていくと、問題の発端が釣り場のポイントを公開したことに行きつくのはわかります。

でも、それは間接的な話であって、仮定的な事情がかなり考慮されています。

たとえば、ポイントが公開されたところで、そもそも釣り人が必ず殺到するとは限りません。

仮に、釣り人が殺到したとしても、マナーの悪い釣り人が必ず来るとは限りません。

仮に、マナーの悪い釣り人がきたとしても、必ずその人がそのポイントでマナー違反をするとは限りません。

ポイントを公開すると釣り場の環境が悪くなる(ゴミが増える)というのは、結果に着目して、起こるかどうかもわからない仮定的な事情を積み重ねた結果論でしかありません。

こういうふうに言うと、「マナーを守らない人は必ず一定数いるだろ」と言われることもあります。

確かに、マナーを守らない釣り人は誰一人来ないとは思いません。

しかし、ポイントを公開した釣り人が、マナーの悪い釣り人が来るように意図的に仕向けたわけでもなく、不特定者に情報を公開し、それを知ってポイントに来た人の中にたまたまマナーの悪い釣り人が混ざっていたというだけの話です。

また、釣具屋がポイント情報や釣果情報を公開するのもダメなのか?ということにもなってきます。

「釣具屋であってもポイント晒しは許さない」という考えのアングラーもいるかもしれませんが、現在のようなSNSやインターネットがない時代には、釣り人は釣具屋からポイント情報や釣果情報を取得していました。

現在は、そのような情報を釣具屋以外からも取得できる時代になったに過ぎません。

結局のところ、問題を起こす人それ自体が問題なのであって、ポイントを公開したことは因果関係をたどった出発点の話にすぎません。

釣り禁止になってしまう

ポイントが公開されたことで釣り人が増えると、その中にはマナーの悪い釣り人がいることもあるし、マナーどころか駐車違反等の法律違反を犯す人までいることもあります。

あるいは、近隣住民とトラブルを起こしてしまう人もいると聞いています。

このようなことが度々起こると、自治体や港湾・河川管理者としては、「(いろいろ考えるの面倒だから)いっそのこと釣り禁止にしてしまえ」となります。

これついても、問題を起こす人それ自体が問題なのであって、 ポイントを公開したことは因果関係をたどった出発点の話にすぎません 。

時代が変わったことを受け入れる

SNSは情報入手の最重要ツール

大昔から、釣り人は、釣具屋から情報を仕入れ、釣り場で情報を仕入れ、釣りサークルのような集まりで情報を仕入れていました。

そこでは、洗いざらい情報を提供する人もいれば、肝心な情報は曖昧にしたまま情報を提供している人もいました。

現在では、SNSという誰にでもアクセス可能な手段で情報が公開され、アングラーはこの情報を元にポイントに足を運ぶようなりました。

このSNSにおいても、洗いざらい情報を公開している人もいれば、肝心な情報は曖昧にしたまま情報を公開している人もいます。

SNSという手段により、不特定多数のアングラーの発信する情報に容易にアクセスできるようになったため、アングラーが殺到し、ルール違反者と住民との間でトラブルが生じるようになってしまいました。

しかし、情報を得るスタイルが、大昔から釣具屋がやっているような情報提供タイプから、ソーシャルネットワークによる情報提供タイプに変わってきているだけで、やっている行為自体は大して変わりません。

釣具屋に行かなくても格段に情報を得やすくなったというだけの話です。

「釣具屋が情報を公開するのは”客”という限られた人だけだからいいけど、一般アングラーが不特定多数に情報公開するのは許さん」という考えもあるかもしれません。

しかし、実際のところは大して変わりません。

それどころか、釣具屋も情報をSNSに頼っている部分もあります。

現在は、SNSはポイントや釣果情報を取得のためのメインツールです。

現にナチュラルリリースを訪れてくれる閲覧者も、中海シーバスのポイント情報を検索して訪れてくれる人が半数以上です。

管理人としては、このような情報公開(情報漏れ、ポイント晒し)と上手く付き合っていかざるを得ないと思っています。

炎上してしまったら…

私は、故意に釣り場を潰そうという工作活動じゃない限り、ポイント晒しは「私有地じゃないし仕方ないよね」という意見です。

しかし、SNS上には、いわゆる「○○警備員」みたいな(合理的な根拠のない)マイルールに基づいて取り締まってくる人もいます。

図らずもそのような警備員の餌食になってしまった場合、どうすればよいのでしょうか?

個人的には、「静観」です。

○○警備員の取り締まりは、多くの場合は、(合理的な根拠のない)マイルールに基づいた取り締まりなので、正当に反論したところで、きっと話は噛み合いません。

それどころか、反応するだけこちらも労力を使い、ストレスを溜めることになります。

変につっかからないように静観しましょう。



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