【ステップアップ】バチ抜けで釣れない!?バチ抜けパターンの苦手を克服する!!【第9回】

シーバスフィッシングにおいて最もイージーなベイトの一つといわれるバチ抜け。

ビギナーでも数釣りしやすいことから人気のベイトです。

しかし、ベテランアングラーであっても

アングラー
バチ抜けが苦手…

と頭を抱える人も少なくありません。

このページでは、バチ抜けパターンに苦手意識を持つアングラーがバチ抜けを攻略するための方法についてご紹介します。

執筆者
ショーカラ(y-nax)
『釣り』の翻訳家
最近の釣りメディアでは、釣りに関する情報がメーカーのために中・上級者目線で発信されるようになりました。ナチュラルリリースでは、ビギナー目線で語られることが少なくなった「釣りに関する『キホンのキ』」をビギナー目線で発信しています。

そもそもバチが見つからない

まず、バチ抜けの恩恵にあずかれない理由として

自分のよく行くエリアでは、バチ抜けボイルも見ないし、そもそもバチが流れているのを見ることもない

という場合があるでしょう。

山陰の中海や宍道湖のような泥地・砂地の多いエリアでは普通に発生するバチ抜けですが、普段釣りをするエリアによっては

アングラー
バチが流れてるところなんて見たことないよ

というアングラーもいることでしょう。

この場合の対処法はもちろんありません

バチが居なければ、バチ抜けのパターンにハメることはできません。

ご自身のホームエリアでバチ抜けをまったく見かけない場合には、そもそもバチ抜けに対応しようとする必要はありません。

バチがたくさん流れているのに釣れない

これが最もモヤモヤする「バチ抜けで釣れないパターン」です。

バチがいるのに釣れない。

バチがたくさん流れてくるのに釣れない。

この場合、まずは釣れないシチュエーションを分けて考えます。

釣れないシチュエーションごとに対処法が異なります。

①そのエリアにシーバスがいない(少ない)
②捕食音が聞こえるのに釣れない

釣れないシチュエーションをかなりザックリ分けると、こんな感じです。

そのエリアにシーバスがいない場合

この場合、基本的には釣り場を移動するべきです。

シーバスがいない場所で釣りを続ける理由はありません。

これが基本です。

…ですが、問題なのはシーバスがいるかどうかわからない場合です。

ナイトゲームがメインとなるバチ抜けパターンでは、捕食音が聞こえてこない限り、シーバスがいるかどうかを目視で確認することはできません。

ショーカラ
強いて言えば、常夜灯のある明るい場所では魚体が見えることがあります

この場合には、レンジを刻んで丁寧にアプローチする必要があります。

バチは泳力が弱いため、底砂から産卵のために出てきたバチは、潮の流れの強い場所に流されていきます。

そして、潮の流れの強さというのは海面から海底まで必ずしも同じではありません

そのため、表層よりも底層の潮の流れが強い場合、バチは表層よりも底層付近に多く溜まり、バチを捕食するシーバスも底層に多いという現象が起こります。

そこで、バチが流れているのにシーバスの気配がない場合、少しずつレンジを下げて、シーバスがいる(かもれしれない)レンジを探す必要があります。

バチ抜けは表層だけのパターンではないことは押さえておきましょう。

捕食音が聞こえるのに釣れない

あちこちからシーバスの捕食音が聞こえてくるのに釣れない場合。

モヤモヤしますよね。

この場合の狙い方はシンプルです。

必要以上にレンジを下げる必要はなく、表層付近(0~20cmくらい)を愚直に狙います。

ただし、ルアーの流し方にはコツが必要です。

バチを捕食するシーバスは、ベイトを追いかけて移動を繰り返していくわけではありません。

とはいえ、あちこちからバチが流れてくるときは、シーバスが捕食するエリアも一定ではありません。

そこで、シーバスが捕食するであろうエリアにやや広がりを持たせて、シーバスが捕食する場所をイメージする必要があります。

そして、シーバスが積極的に捕食している(であろう)エリアに向かって、表層を丁寧に流していく。

このように、食わせるエリアをイメージして、流れを利用してルアーを送り込んでいく作業を繰り返します。

シンプル…といえばシンプルです。

でも、捕食のタイミングとルアーを送り込むタイミングが合わない時はなかなか釣れないもどかしさがあります。

あるいは、ルアーのレンジまたはスピードが合っていないことも考えられます。

狙うレンジは0~20cmほどの小さい幅ですが、レンジとスピードを調整しながら丁寧に狙う必要があります。

バイトはあるけどフッキングしない

バチ抜けが苦手な理由の一つに

バイトがあるけど針に掛からない

という意見があります。

バチというベイトは小魚のように泳いで逃げることはありません。

そして、バチを捕食するシーバスも、軽い力で吸い込んで捕食します。

そのため、ルアーにバイトしてくるのになかなかフッキングできないという現象が起こることがあります。

この場合、最優先に検討すべきなのがルアーのフックです。

ルアーのフックは細ければ細いほど魚に刺さりやすくなります。

逆に、フックが太いほど刺さりにくくなります。

バイトがあるのになかなかフッキングできなくて悩んでいる場合には、まずはフックの太さを細軸のものに交換してみましょう。

ちなみに、なかなかフッキングできない時に、竿先の柔らかいロッドを検討するビギナーもいます。

しかし、ロッドを柔らかくしたところで、フッキングしやすくなるわけではありません。

いくらロッドの食い込みが良くなっても、フックが太いと刺さりにくいことに変わりはありません。

そのため、柔らかいロッドでバチ抜けシーバスを狙いたい時は、その前提として、フッキングしやすいフックに交換する必要があります。

ショーカラ
タックルバランスは大事ですね

ワンパターンじゃない!バチ抜け対策!!

バチ抜けはビギナーでも比較的釣りやすいパターンです。

一方で、これを苦手とする中上級者アングラーも少なくありません。

バチ抜けは、パターンにハマればビギナーでも面白いように釣れます。

しかし、歯車がズレるとベテランアングラーでも苦戦することがあります。

そして、釣れないバチ抜けパターンの対応策は一つではありません

釣れない状況に合わせて、対応策を検討してみましょう。

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