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アクセスマップ
中海に浮かぶ大根島と松江市大海崎町を結ぶ大海崎堤防の付け根にあるポイントが【大海崎橋】です。
大海崎堤防と大海崎町との間が100mほどの水路になっていて、中海を移動するシーバスのルートになるポイントです。
大海崎橋は、大根島から松江市大海崎町に向かって行けば必ず通る橋です。
大海崎堤防の最西端に架かる橋で、道に迷うことはありません。
橋の付け根あたりに広い駐車場があり、ここに駐車することができます。
駐車スペースはとても広く、超ハイシーズン以外は駐車に困ることはありません。
なお、日中には釣り人以外の一般利用者もいるので、駐車方法等でトラブルにならないように注意してください。
一応、対岸の道路沿いにも駐車可能なスペースはあります。
ただし、対岸は駐車場ではなく道端に停めることになるので、交通ルールを遵守して駐車するようにしましょう。
できれば、橋の北側エリア(大根島側)にある駐車場に停めた方が良いでしょう。
なお、北側駐車場では車上荒らしが頻繁に発生しています。
しかし、この駐車場は釣り場からは離れているため駐車場が見えません。
くれぐれも貴重品や予備のタックルを車内に残さないようにしてください。
ポイント概要
このポイントは橋の北側(大根島側)と南側(大海崎町側)のどちらでも釣りが可能です。
大根島側(北側)
大根島側エリアのうち、橋よりも北側の釣り場は足場の石畳が綺麗に整備されているのでとても釣りがしやすいです。
橋よりも南側の釣り場↑は足場がゴロタ石になっていて足元はけっこう不安定です。
大根島側の橋の南側で釣りをする場合には長靴かウェーダーがあった方が足元を気にせずに釣りをすることができます。
橋のすぐ横に電線が張ってあるので、橋から少し離れた位置で釣りをする必要があります(写真↑参照)。
このポイントは橋から離れても実績は十分なので無理に橋の下で釣りをしてルアーを電線に引っかけないように気を付けましょう。
橋脚まで距離はかなり近いですが、橋の高さが低いのでキャストしづらい場所です。
橋脚を狙う場合には水際まで降りて釣りをした方がいいでしょう。
駐車場近くの釣り場の様子です。
このあたりもハイシーズンになるとかなりのアングラーが立ち並び、実績も十分なポイントです。
こちらは駐車場のすぐ目の前の釣り場です。
駐車場のすぐ目の前にも海が広がっていますが、ここはそれほど実績は高くありません。
ポツポツと釣れているのを見かける程度です。
ただし、秋のサヨリシーズンになると駐車場前の浅場にサヨリがかなり溜まることがあり、~70cmほどのシーバスの数釣りができることがあります。
一通りチェックしてみると良いでしょう。
なお、このポイントは車との距離がとても近いので、キャストの際には十分に気を付けましょう。
重要!!(立入禁止)
追記 2022年11月現在の情報です。
フォロワーさんのツイートを見て現地に行ってみたところ、大海崎橋北側(大根島側)のポイントへの立ち入りが禁止になっていました。
そこで、松江県土整備事務所に問い合わせたところ、「車だけでなく徒歩での立ち入りもやめてください」という回答でした。
ところで、↑の写真のコーンの周辺に散らばっている木片が何かわかりますでしょうか?
実は、これは、車止めブロックを乗り越えるために(勝手に)設置されていた板の木片です。
ここは、勝手に板を設置して、車止めを乗り越えられるような工作がされていました。
また、大海崎周辺は人気ポイントのため、訪れる釣り人も多く、ゴミもかなり酷い状態でした。
県土整備事務所の回答によれば「万が一なにか危険な事態が生じても対処できないから」ということでしたが、おそらくは、私たち釣り人の一部の人の傍若無人な身の振り方も影響していることでしょう。
今後、このポイントの立入禁止が解除されることはないと思われますが、とりあえず『現状』ということで掲載しておきます。
大海崎町側(南側)
こちらは、大海崎橋南側から見た様子です。
石畳の場所もありますが、7~12月頃までは水を被っていることが多いので、堤防の下に降りて釣りをするときは長靴が必要です。
大海崎橋南側も橋のすぐ横には電線が張ってあるので、橋から少し離れて釣りをする必要があります。
こちらは大海崎橋下の様子です。
大海崎橋下周辺は下に降りることはできません。橋に近い場所は足場が高いためタモが必須です。
こちらは、橋の反対側の様子です。
橋の左右とも釣りをすることが可能です。
最近は少し減りましたが、最盛期には多くのアングラーで賑わいます。
釣り方
◆ ベイト:ボラ、コノシロ、サヨリなど
◆ 水深:手前はけっこう浅い
◆ ルアーはミノー、シンキングペンシル、バイブレーション、ジグヘッドワームなど何でもあり
◆ 回遊待ちメイン
◆ 外道でチヌ、マゴチ、ヒラメが釣れる
このエリアは産卵のために日本海に下るシーバスと、産卵後に宍道湖へ上っていくシーバスが通るルートです。
そのためベストシーズンは3~7月、9~12月です。
ベイトは、春先から夏にかけてはボラ・コノシロ、夏から冬にかけてはサッパ・サヨリです。
基本的な狙い方は水路の流心を狙った回遊待ちです。
このエリアには太い潮流れがだいたい2本現れます。
1本は水路の真ん中あたり。もう1本はかなり岸に近い場所です。
手前の流れの中にランカーシーバスがいることもあるので、立ち位置から10m以内でランカークラスがヒットすることもあります。
僕が釣った自己記録のシーバスは手前の流れの中でした。
あげてみると自己記録のビッグサイズのシーバスでした。
このエリアには橋脚が3本ほどあります。
とても美味しそうなポイントに見えますが、常にシーバスが居着いているわけではありません。
もちろんシーバスが付いている可能性は十分にもあるのでチェックは必要ですが、粘って橋脚を攻める必要はありません。
このポイントは居着きのシーバスを狙うよりも、幅100mほどの狭いエリアなので、どちらかといえば 「回遊ルート」としての性格の方が強いです。
対岸までの幅が狭いので、回遊性シーバスを狙うのにはもってこいのポイントです。
中海の中でも、このポイントほど回遊性シーバスを狙い撃てるポイントは他にはありません。
毎年多くのランカーシーバスが釣れる超一級ポイントです。
また、このポイントには時々コノシロの群れが溜まることがあります。
この群れに遭遇した時にはランカー祭りになるチャンスです。
このコノシロに付いたシーバスはとにかくデカいです。
僕もかつて一度だけ、ランカー祭りに遭遇したことがあります。
この時には、一晩で8本のランカーシーバスを釣りました。
最小サイズである75cmのシーバスを合わせると合計9本のグッドサイズのシーバスたちです。
今風にいえば「バズった」という状況です。
メインルアーはミノー・シンキングペンシル・バイブレーション・ジグヘッドワームなど何でもありです。
バイブレーションをフルキャストして巻くだけでもランカークラスを仕留めている人をけっこう見かけます。
さまざなルアーが使えるポイントなので、いろんなアプローチ方法を試してみましょう。