
シーバスフィッシングを始めた頃は、なかなか釣果が安定しません。
そのため「シーバス 釣れる ルアー」「シーバス マイクロベイト ルアー」といったワードで検索し、目につくルアーやテクニックを手当たり次第に試してみる人も少なくないでしょう。
でも、実際のところ、ルアーやテクニックが釣果を左右する状況というのは全体の2割以下くらいです(ナチュラルリリース調べ)。
このページでは、ルアーやテクニックではない、釣果を左右する最も重要な●●についてご紹介します。

最近の釣りメディアでは、釣りに関する情報がメーカーのために中・上級者目線で発信されるようになりました。ナチュラルリリースでは、ビギナー目線で語られることが少なくなった「釣りに関する『キホンのキ』」をビギナー目線で発信しています。
シーバスフィッシングを難しく考えない!


アングラーの増加に伴ってポイントはタフコンディション化し、警戒心の強いシーバスに食わせるのは年々難しくなっている。
…というような前置きを釣り番組の冒頭で紹介されようものなら、これを見たビギナーは

と身構えてしまうことでしょう。
しかし、シーバスに限らず、どんな魚を狙うにしても普遍的な事実があります。
それは魚がいなければ魚は釣れないということ。
言い方を変えれば「魚を釣っている人は、必ず魚の居る場所で釣りをしている」ということ。
つまり、何よりも優先すべきなのは釣れるルアーやテクニックではありません。
「魚の居る場所で釣りをする」ことなのです。
もっとも重要なのはポイント選び
シーバスフィッシングにおいて…というか、釣りにおいてもっとも重要なのはポイント選びです。
シーバスが釣れるかどうかは、ポイント選びで4割決まります。
そもそも、なぜ、釣り人はポイントをSNSで晒すのを極端に嫌うのか?
それは、釣れたといわれるポイントには釣り人が集まるからです。
では、なぜ、釣り人は釣れているポイントに集まるのか?
もちろん、釣れる(可能性がある)からです。
ルアーやテクニックよりもポイント選びが重要であることは、釣り人は本能的に知っているのです。
実績ポイントでも『タイミング』を外すと釣れない
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ポイント選びと同じくらい重要なのがタイミングです。
シーバスは、季節・潮・時間帯などに合わせて回遊しながらベイトを捕食しています。
「昨日爆釣だったポイントでも次の日にはベイトが抜けてしまってほとんど釣れない」ということも当たり前にあります。
ポイントによっては、「深夜以降にならないと釣れない」とか「真冬の朝マヅメだけ爆釣する」という場所もあります。
実績ポイントでも、シーバスが釣れるかどうかは季節・潮・時間帯等のタイミングで4割決まります。
ルアーの種類やテクニックでも差が出る

釣果のほとんどを場所とタイミングが左右するとして、ルアーローテーションやテクニックは無意味なのか?といえば、そんなことはありません。
たとえば、自分の両サイドのアングラーはバンバン釣っているのに、自分だけが釣れない…という場合があります。
これは、ルアーのレンジが合っていないか、ルアーのスピードが合っていないか、はたまたルアーそのものが合っていないか…
理由は様々です。
他の人は釣れているのに自分だけ釣れないというのは、確かにあります。
ただ、これはあくまで、すぐ近くで魚を釣っている人がいるからわかることです。
なので、周りに釣り人がいないのに、釣れない理由をルアーやテクニックに求めるのは早計といえるでしょう。
あなたの目の前にシーバスはいますか?
ビギナーの中には、自分の目の前にシーバスがいるかどうかもわからないまま延々とルアーをキャストし続ける人もいます。
しかし、釣りにおいて「魚が居なければ魚は釣れない」というのは普遍的な事実です。
そのため、まずは、自分の目の前の海にシーバスがいるのか?ということを強く意識するようにしましょう。

と思うかもしれません。
しかし、ルアーはエサではありません。シーバスの方から寄ってきてくれることはありません。
シーバスが回遊してくるよほどの確信があれば別ですが…
そうでなければ、シーバスを待つよりも、シンプルにシーバスを探してみましょう。
特別なルアーやテクニックじゃない!シンプルに「シーバスがいる場所」で釣りをしよう!

魚が居なければ魚を釣ることはできません。
これは、すべての釣りに当てはまる普遍的な事実です。
釣りメディアではルアーの使い方や釣るためのテクニックがクローズアップされがちです。
でも、釣果に影響を及ぼすのはもっとシンプルな問題です。
これが釣果の大部分を左右します。
まずは、シーバスを探すことに重点をおいてシーバスを狙ってみましょう。
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