
自宅→(自動車)→釣り場の移動のとき、荷物をなるべくコンパクトに収めたいと思うのは釣り人共通の悩みです。
特にルアーマンの半分くらいに当てはまるのが

という悩み。
ルアーボックスに入れられるルアーの数は限られるため、ルアーボックスを何個も持って行かないといけないけど、ルアーボックスの数が増えると嵩張るし、持ち運びに困ります。
そんなお悩み。この記事で解消します。
このページでは、あの有名なルアーケースのスタックがシンデレラフィットするタックルバッグをご紹介します。

最近の釣りメディアでは、釣りに関する情報がメーカーのために中・上級者目線で発信されるようになりました。ナチュラルリリースでは、ビギナー目線で語られることが少なくなった「釣りに関する『キホンのキ』」をビギナー目線で発信しています。
業界標準を無駄なく収納できるサイズ感!
超定番のルアーケースといえばメイホウのVS-3010ND。

いろんなメーカーのロゴ入りのルアーケースがOEMで販売されていますが、すべてこのVS-3010NDと同サイズです。
バッグやフローティングベストのポケットも、VS-3010NDが入るように設計されていることが多い。
まさに業界標準といえるルアーケースです。
そして、次にユーザーが多いと思われるのがリングスターのDM-1500D(SP-1500D)。
この2つのルアーケースは、メーカーは違いますがサイズはかなり似ていて、どちらも業界標準といえるサイズです。
そして、これらのルアーケースを並べて収納できるタックルバッグがあったらかなりいいですよね?
実はあるんです!

それがシマノから販売されているシステムケース(2XL)というタックルバッグ。
似たようなタックルバッグはいろんなメーカーから販売されています。
シマノからも、いろいろなサイズのシステムケースが販売されています。
でも、システムケース(2XL)というサイズが唯一無二の神サイズです。
システムケース(2XL)が唯一無二である理由
ルアーケースがシンデレラフィット!

タックルバッグは星の数ほどあれど、ルアーケースを並べてピッタリ収納できるタックルバッグはほとんどありません。

ルアーケースを2個並べて収納できるタックルバッグはほかにもあります。
でも、それらのタックルバッグのほとんどが微妙にスペースが余ってしまう問題を抱えています。

という考えもあるかもしれません。
でも、タックルバッグに微妙にスペースが余ってしまうと重心が偏るので持ち運びのときにけっこう不便です。
バッグの中にルアーケースを無駄なくピッタリと収納できるというのは、小さいようで絶大なメリットです!
大型プラグも収納できる

ドリームマスターを使っている人はピンとくるかもしれません。

ということに。
実は、DM-1500というルアーケースは、2個並べるとDM-3000というルアーケースと同じサイズです。
つまり、このシステムケース(2XL)は、大型ルアーを収納できるDM-3000もシンデレラフィットするということです。
近年、シーバスのビッグベイトゲームが人気ですが、システムケースは標準サイズのルアーケースに加えて、ビッグベイトを入れられるルアーケースもピッタリと収まる素敵なサイズになっているんです!
超大容量

システムケース(2XL)は、普通のタックルバッグに比べて高さがけっこう高いです。
高さが210mmあるので、VS-3010NDやDM-1500が5段(計10個)も収納できます。
深溝タイプでも3段(計6個)収納できるので、相当な数のルアーを持ち運ぶことができます。
オヌマン(小沼正弥さん)のように大量のルアーを持ち運びしない限り、普通はこのシステムケース1個で足ります笑
500mlのペットボトルを無駄なく収納できる

VS-3010NDの長辺が205mmです。
実はこの205mmという長さ。一般的な500mlのペットボトルの高さとほぼ同じサイズです。
つまり、VS-3010NDが入れば、500mlのペットボトルも倒して(寝かせて)収納することができるんです。
ルアーケースを10個も入れる必要がないときは、ペットボトルを一緒に入れて持ち運ぶこともできます。

ちなみに、500mlペットボトルを立てて収納することもできます。
あらゆるサイズにおいて計算しつくされているような無駄のない収納力です。
システムケース1個で釣行できる

システムケース(2XL)は大容量でペットボトルも収納できるため、ルアーケースの持ち運びのためだけに使うのはもったいない!
ルアーケースを5個入れて、リーダー、スナップ、プライヤー、フックリリーサー、リール、ヘッドライトを入れれば、これ1個を持って釣りに行くこともできます。
タオルなども一緒に収納すれば、なお万全です。
バッカンよりもコンパクトなので、ランガンするのにも問題ないサイズです。
注意すべきポイント
重いものを入れすぎない
いくら大容量とはいえ、持ち手の部分は普通のタックルバッグと同じです。
強化されているわけではありません。
そのため、メタルジグやタイラバを大量に入れると、持ち手の部分にかなり不安感があります。
システムケースを快適に使うためには、重いものを入れすぎないようにしましょう。
そこそこ大きい
これは大容量の裏返しといえるデメリットです。
標準サイズのルアーケースが10個も入るタックルバッグなので、存在感はそれなりに大きいです。
バッカンと比べるとさすがに一まわりから二まわりくらい小さいですが、それでも、それなりに存在感はあります。
ランガン用のバッグとして使えますが、「なんとかイケる」って感じで捉えておいてください。
値段が高い
この手のタックルバッグのほとんどが2000円前後で販売されていると思います。
そんな中で、シマノのシステムケース(2XL)はお値段3200円くらい。
タックルバッグ好きからすると

って思える金額です。
収納力と使い勝手の良さに気づかなければ、かなり躊躇する値段設定になっています。
価格は高めだけど唯一無二の神サイズ!

総合メーカーやギアメーカーから似たようなタックルバッグが数多く販売されています。
その中でも、唯一無二の存在感を放っているのがシマノのシステムケース(2XL)。
業界標準のルアーケースを一度に10個も持ち運ぶことができます。
ルアーの持ち運びだけでなく、釣行用のタックルバッグとしても有能で、ペットボトルを無駄なく収納することもできます。
また、様々なギアやタックルを一つのバッグに収納することができます。
たしかにタックルバッグとしては値段はやや(かなり)高めです。
しかし、その価格をしてもなお無駄のない収納力は超絶な魅力です。
一度使ってみると、手放せなくなりますよ!