▶ポイントマップご利用上の注意点はコチラ(必ずお読みください)
アクセス
境水道のほぼ中央に位置する釣り場が【弥生緑地】です。
弥生緑地は公園として整備された市民の休憩場所のような存在です。
境港市の海岸通り沿い(境水道に一番近い道路)にある公園で、JR境港駅から徒歩5分で行ける場所にあります。
そのため、出張中の暇つぶしにも利用できます(パックロッド必携)。
公園の前には、山陰の人にはおなじみの堀田石油の本社があります。
駐車場は公園の東西に1か所ずつあります。
こちらは西側駐車場の様子です。
駐車場から徒歩1分くらいの場所にトイレがあります。
こちらは東側駐車場の様子です。
東側駐車場は駐車場内にトイレと自動販売機があります。
駐車場は比較的広いですが、釣り人以外の市民の利用の多い場所です。
また、仕事途中の休憩のために立ち寄る人も多いので、お互いに迷惑にならないように駐車しましょう。
「釣り人は迷惑だ!」
と思われないように利用しましょう
ポイント概要
ここのポイントの一番の特徴はファミリーがとても利用しやすいことです。
整備された公園なので釣り場一帯に手すりが設置されていて、お子さんが小さくても比較的安全に釣りができます。
公園の東側駐車場には公園や自動販売機もあります。
公園のすぐ目の前にはスーパーもあるので、食事をするのにも便利です。
公園内には手洗い場があるので、ちょっとした汚れなら洗うこともできます。
釣り方・狙える魚種
遠投サビキ釣り
ファミリーで釣りをする場合、もっとも魚に出会いやすいのが遠投サビキ(飛ばしサビキ)です。
残念ながら防波堤のように足元から水深が4~5mもあるわけではないので、ある程度遠投してサビキで狙う必要があります。
狙える魚種の代表は豆アジ・マダイの幼魚(タイゴ)・クロダイの幼魚(チヌゴ)などです。
また、時期によってはメジナの幼魚やイシダイの幼魚(ダンダラ)も掛かることがあります。
遠投サビキでの釣りは5~11月頃まで楽しめます。
遠投サビキをする場合には
ウキ下1ヒロ+サビキの仕掛け分の長さ
があれば十分です(1ヒロに足らなくてもいいくらいです)。
探り釣り
探り釣りも釣り入門者が釣果を得るうえでは外せない釣り方です。
手前は砂地+海藻がメインですが、ところどころにゴロタ石が積まれたような場所があって、けっこうな確率でカサゴやクロソイが着いています。
また、夏場にはキジハタやマゴチも狙うことができます。
チヌはシーズン問わず狙ってみる価値のある魚種です。
仕掛けをロストしやすいので少し多めにもっておいた方がいいでしょう。
探り釣りは通年で底物を狙うことができます。
釣り物が少ないときにチャレンジしてみると面白いでしょう。
ブッコミ釣り
比較的大物が狙えるのがブッコミ釣りです。
投げ竿+投げ専リールのような本格的なタックルは必要ありません。
ただし、狙う魚種によっては最大10号程度の錘が投げられる竿があった方がいいでしょう。
10号の錘がだいたい38gほどなのでシーバスロッドであればMLクラスの硬さが必要です。
ブッコミ釣りで狙える魚種はカレイ・アイナメ・シロギス・ヒイラギ(エノハ)・スズキ・クロダイ(チヌ)・マダイ(~40cm)・イシダイ(~35cm)・キジハタ・クロソイなど多彩です。
通年で何らかのターゲットを狙うことができます。
12~2月の冬シーズンのカレイ釣りは特に面白いです。
カレイに交じって40cmを超えるアイナメも釣れることがあります。
また、活餌やシラサエビではヒラメ・マゴチが狙えます。
活餌は境港の釣具屋にもありますが、僕の場合はハゼや豆アジを釣ってきて活餌に使います。
水深はそれほど深くないので、遠投しない場合にはオモリは5号もあれば十分でしょう。
落とし込み
チヌをメインに狙う場合には落とし込みも実績が高いです。
足元の水深は深くないので竿の長さは3mもあれば十分です。
ただし、弥生緑地全域で手すりが設置されているので取り込みが非常にやりづらいです。
シーズンは3~9月頃です。
特に3~5月頃は乗っ込みと呼ばれ、チヌが産卵のために浅場に寄ってくるので良型の期待が高まります。
エサは春先はイガイがおすすめですが、夏場はイガイとカニのどちらでもOKです。
また、(僕は経験ありませんが)バグアンツのようなワームでもけっこう釣れるようなのでルアーマンにもおすすめの釣り方です。
ロッドはやや長めのチヌ専用ロッドで食い込みの良い方さが使いやすいです。
ルアーで落とし込みをする場合のオススメの仕掛けは0.9gのチヌヘッド(カツイチ)にチヌ職人2インチです。
ルアーフィッシング
シーバス・クロダイは通年
アカヒラ・ヒラメ・マゴチ・キジハタは5~10月頃
サゴシは4~10月頃
クロソイは12~3月頃
ルアーフィッシングで狙える魚はシーバス・サゴシ(サワラの若魚)・アカヒラ(カンパチの幼魚)・チヌ・ヒラメ・マゴチ・キジハタ・クロソイなどです。
シーバスをメインに狙う場合にはルアーフィッシングがおすすめです。
シーバスやクロダイは通年で狙うことができます。
冬にシーバスを狙っていると外道でクロソイがよく釣れます(クロソイを狙うとなかなか釣れないんだが…)。
また、6~9月にかけては朝マヅメや夕マヅメにサゴシやアカヒラのナブラに遭遇することがあります。
ヒラメ・マゴチ・キジハタ・クロソイといったターゲットは外道として釣れるようですが、(個人的には)これらの魚種はエサ釣りの方が実績が高いような印象です。