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アクセスマップ
境港の外海(美保湾)に面した船溜まりになった漁港が【中野港】です。
境港市を挟んで中海の反対側に位置する外海(そとうみ)に面しているため、様々な海水の魚を狙うことができます。
国道431号線から入ってすぐの場所にあるのでアクセスは容易です。
境港海浜公園(通称:中野公園)にアクセスすれば中野港はすぐ目の前にあります。
中野港に店を構える境港の老舗魚山亭です。
休日には県外からの団体客で賑わいます。
こちらは魚山亭前の駐車可能スペースです。
とても広い漁港なので駐車スペースに困ることはありません。
ただし、漁港で作業中の関係者も大勢いるので、通行車両の邪魔にならないように駐車しましょう。
ポイント概要
これは衛星から見た中野港の様子です。
中野港は漁港であると同時に、船着き場が何カ所もある船溜まりになっています。
そのため、足場が良い場所であればどこでも釣りをすることが可能です。
中野港には船がたくさん係留されています。
漁港関係者の邪魔にならなければ、だいたいどこでも釣りをすることができます。
こちらは港内に設置された生け簀の様子です。
生け簀周辺は魚が集まりやすいですが、生け簀に引っ掛けないように注意が必要です。
こちらは中野港の代名詞の赤灯台です。
赤灯台の先端まで歩いて行くことができ、釣りをすることも可能です。
赤灯台周辺がもっとも外洋に面している場所になるため、時々サゴシや小型青物の回遊も見られます。
外洋側には消波ブロック帯があります。
消波ブロック帯周辺ではカサゴ・キジハタ・メバル・クロソイを中心とした根魚や、チヌ(クロダイ)を狙うことができます。
こちらは中野港南側の様子です。
中野港の南側には若鳥丸という鳥取県の教育実習船が停泊しています。
こちらは中野港南側に停泊している海上保安庁の船です。
海上保安庁の船が停泊しているあたりは立入禁止区域になっており、立入禁止区域から先では釣りをすることはできません。
ちなみに、↑の写真は車両通行止めになっているだけで、もう少し奥まで行くことができます。
釣り方・狙える魚種
サビキ釣り・遠投サビキ釣り
ファミリーにおすすめの釣りがサビキ釣りです。
中野港は全域で足場が良く、足元から水深がある場所が多いのでファミリーでサビキ釣りをするのには最適です。
また、中野港の目の前には境港海浜公園もあり、遊具やトイレ、自動販売機も完備されているので、釣りを終えたあとにもお子さんたちが遊ぶことができます。
狙える魚種はアジ・マダイの幼魚・クロダイの幼魚・カワハギなど豊富です。また、サビキに掛かったアジにキジハタが釣れたこともあります。
ブッコミ釣り
比較的大物が狙えるのがブッコミ釣りです。
投げ竿+投げ専リールのような本格的なタックルは必要ありません。
中野港でも赤灯台周辺のような堤防で、外洋側で狙う釣り人が多いです。
ブッコミ釣りで狙える魚種はカレイ・アイナメ・シロギス・ヒイラギ(エノハ)・スズキ・クロダイ(チヌ)・キジハタ・クロソイ・ヒラメ・マゴチなど多彩です。
まれに日野川へ遡上するサケ(シロサケ)や美保湾沖の生け簀から逃げたシルバーサーモン(銀鮭)が釣れることがあります。
通年で何らかのターゲットを狙うことができます。
探り釣り
中野港は岩礁帯が多く、また、外洋側には消波ブロック帯があるので、探り釣りで根魚を中心とした底物を狙うことができます。
夏場には30cmクラスのキジハタが釣れたこともあります。
ルアーフィッシング
メバリング・アジング
中野港で遊べるルアーフィッシングの定番は秋から初春にかけてのウルトラライトルアーゲームです。
メバリングやアジングは、そのような造語が生まれる前から中野港では盛んに行われていました。
広い漁港なので1.5gくらいのジグヘッドや2g程度のスプーンでランガンしながら探っていって、反応があった場所で粘ると釣果を伸ばすことができます。
ライトロックフィッシュゲーム
底物を狙ったライトロックフィッシュゲームはほぼ通年で楽しむことができます。
5月下旬から10月中旬頃まではキジハタを狙うことができます。
10月上旬から年をまたいで5月下旬頃まではクロソイを狙うことができます。
(ムラはありますが)カサゴは通年で狙うことが可能です。
エギング
中野港周辺はエギングも盛んです。
人気のポイントは赤灯台等の外波止周辺ですが、基本的には港内全域で狙うことが可能です。
ベイトが港内に入っているときは港内の方が圧倒的に釣果がいいこともあります。
狙えるイカはアオリイカとコウイカがメインです。
いずれも一般的なイカシーズン(春イカ・秋イカ)によく釣れますが、コウイカは半月ほど早く釣れ始めるそうです。
ライトショアジギング
中野港の外洋側では夏場になると小型青物の回遊があります。
サイズはそれほど大きくはなく、サゴシ(60~70cm前後)・ハマチ(40cm前後)サイズが多いです。
シーズンになると外洋側で青物を専門に狙っているアングラーも見かけます。
シーバス・フラットフィッシュ
中野港は岩礁帯が多いので中野港でシーバスやフラットフィッシュを狙う人は多くありません。
ただ、夏場に青物を狙っている人が「メタルジグでシーバスが釣れた」とか「釣れるものをルアーで狙っていたらヒラメが釣れた」という情報をよく聞きます。
また、中野港で年中シーバスを狙っている知り合いによれば「真冬以外はだいたい何かしら釣れて楽しい」ということです。
根掛かりしにくいルアーで港内をランガンしながら探ってみると面白いでしょう。
サーモン
サーモン(シロサケ)を狙って釣る人はほぼいませんが、毎年のように中野港でサケが釣れたという情報を耳にします。
日野川へ遡上するサケが中野港周辺を回遊するようで、数は少ないながらも確実に釣果情報があります。
また、美保湾沖ではシルバーサーモンが養殖されていますが、この生け簀から逃げた「脱走兵」と呼ばれるシルバーサーモンがよく釣れるようです。
シルバーサーモンはエサでもメタルジグでも狙うことができます。