ルアーフィッシングの醍醐味の一つとして【ルアーを選ぶこと】が挙げられます。ルアー選びというのはルアーフィッシングにとって必要不可欠なファクターでもあります。
『ルアー選び』はシーバスフィッシングにおいて様々な場面で問題になります。
そして、ルアーを的確に選ぶためには、ルアーの種類や特性をある程度理解しておく必要があります。
このページではシーバスフィッシングにおけるルアーの種類と選び方の基本についてご紹介します。
ルアーの『選択』はルアーフィッシングの醍醐味!
『選ぶ楽しさ』がある
ルアーマンにとって釣具屋は『魔界』と称されることがあります。
特に何かを買いに行ったわけでもないのに、いざ立ち寄ってみると…
何も買わずに出てくることが難しい!!
それが釣具屋です。
ルアー1個とかスナップ1個など。必ず何かを買ってしまいます。
あるいは、綺麗に陳列されたルアーを買うあてもなく眺めることもあります。
なぜ、釣具屋はこれほどまでにルアーマンを惹きつけるのか。
それは、ルアーには「見ていて楽しい」とか「選んでいる時間が楽しい」というルアーフィッシング特有の楽しさがあるからです。
フカセ釣りやウキ釣りする人はけっこうウキにこだわります。でも、釣具屋の品揃えから考えると、選べるウキって限りがあります。
でも、ルアーの品揃えは違います。
少し大きめの釣具屋に行けば30分くらいは眺めていられます。それくらいの品揃えがあります。
時間が許す限り見ていたくなる。
ルアーマンにとって、釣具屋は、目の保養になる場所です。しかし、ひとたび誘惑に負けると目の毒にもなる「魔界」なのです。
というか、話が反れたけど…
ルアーマンにとって『ルアーを選ぶ』時間はとても楽しい時間なのです。
釣り場の状況に合わせてルアーを『選ぶ』
オタク的な楽しみ方は置いといて…
実釣において重要になるのが『状況に合わせたルアー選び』です。
1個のルアーで365日、毎日同じようにシーバスが釣れるわけではありません。
釣り場が変われば使えるルアーも変わります。釣りをする時間帯(日中・夜など)が変われば活躍するルアーも変わります。あるいは、潮の流れの強弱によっても選ぶルアーが変わります。
「状況に合わせてタックルをどんどん選んでいく」というのはルアーフィッシング特有のアプローチ方法です。
状況に合わせてルアーを選ぶためには、いま目の前に広がる状況の理解と合わせて『ルアーの理解』が必要になります。
目の前の状況の理解というのは、経験の積み重ねがある程度必要になります。
とか
という感じ。
目の前の状況への対応力は経験値によって支えられている部分が少なくありません。
しかし、『ルアーの種類や特徴』というのはビギナーでも理解することが可能です。
もちろん、個々のルアーの特性を知ることは経験値に頼ることになりますが…
とか。
ルアーでシーバスを狙うには状況に合わせてルアーを『選ぶ』ことが必要になります。
ルアーの種類がたくさんある理由
シーバス用のルアーには実に様々な種類・形状のものがあります。
形違い、大きさ違い、色違い。
リップのあるなし、ブレードのあるなし。
フックが2本か3本か。
なぜ、ルアーの種類がこれほどまで多様化されているのでしょうか?
それはフィールドごとに求められるルアーの性能が異なるからです。
しかも、そのフィールドというのは日本全国津々浦々無数にあります。車で15分移動するとまったく別のポイントということも普通です。
また、釣りをするシチュエーションも無数に考えられます。
潮の強弱、水の濁り、日中か夜か、日照の強弱、メインで捕食されているエサ…
これらの要素は一日のうちでも常に変化していくものです。その変化に伴ってシーバスが好むルアーは一日のうちでも変わっていきます。
さらに釣りをするうえでは、フィールド×シチュエーションの組み合わせを考える必要があります。
これら無数に考えられるフィールドやシチュエーションに合わせてルアーを選択していく必要があるため、これほどまでに多くのルアーがラインナップされているのです。
ただ、
「無数に考えられる組み合わせの中から状況に合ったルアーを選ぶ!」
というとハードルが高く感じて、先が見えなくなってしまいます。
そこで、以下では、ルアー選びに最小限度必要なファクターをざっくりと2つに絞ってルアーの種類をご紹介します。
ルアーの種類は『レンジ』と『アクション』で分けるのが基本
ルアーフィッシングでは、無数にあるルアーを一定のカテゴリーごとに分けています。
『レンジ』による分類
まず第一に、ルアーをレンジごとに分類します。つまり、アプローチする水深によってルアーの種類を分けます。
『レンジ』は、どこで釣りをする場合においても考慮すべき重要なファクターです。
最近のルアーフィッシングシーンでは、多関節のクネクネ動くルアーや、本物のベイトフィッシュのカラーを追求したリアル系カラーが話題を呼んでいます。確かに、リアル系ルアーはアングラーの購買意欲をかき立てます。しかし、実際[…]
シーバスアングラーに意外に軽視されがちな超重要ファクターが『レンジ』です。レンジの攻略なくしてシーバスを釣ることはできません。仮に、レンジをまったく気にせずに魚が釣れた場合、それは偶然の釣果といえるかもしれません。[…]
この記事でもご紹介しましたが、ルアーはエサとは違います。
ただの樹脂の塊です。
ルアーを投げて待っていても、シーバスの方から寄ってきてはくれません。
釣り人の方からシーバスが居るところにルアーを送り込んでやる必要があります。
このルアーを送り込むレンジに合わせてルアーの種類が分けられています。
『アクション』による分類
次に、ルアーは『アクション』の違いによってカテゴライズされます。
ルアーを送り込むレンジが同じでも、ルアーのアクションが異なるものがあります。
ルアーのアクションというのも、シーバスをルアーで釣るために不可欠な要素です。
シーバスフィッシングにおいては、(おそらく)8割くらいのシーバスがタダ巻きで釣ることができます。最近のルアーの開発は「タダ巻きアクション」に重点を置いて行われることがほとんどです。でも、ルアーはエサではなく樹脂(プ[…]
人間の目からは同じ動きに見えても、シーバスの反応が全然違うことがあります。Aには反応するけどBには反応しない、という感じで。
ただ、他の記事でもご紹介しますが…
アクションというのはシーバスにルアーの存在を気づかせるための要素です。
それは、あくまで『人間の目』から見た基準にすぎません。
どんなアクションがシーバスに気づいてもらいやすいのか?
どんなアクションがシーバスが口を使いやすいのか?
アングラー側で答えを出すことは難しい問題です。
なので、アクションというのはおおざっぱに
泳ぎの大きいor小さい
くらいの違いで区別しておけばいいでしょう。
ルアーの種類
ルアーの種類は細分化するとキリがありません。
特に最近では、いくつかの種類のルアーを組み合わせたようなものも登場しています。
これらを細かく理解しようとしても、実釣にフィードバックするのは難しいでしょう。
そこで、以下ではシーバスフィッシングに用いられる代表的な
・シンキングペンシル
・ミノー
・シャッド
・バイブレーション
・スピンテールジグ
・ソフトベイトやビッグベイト etc
についてご紹介します。
プラグとは対照的なルアーに「ソフトルアー(ソフトベイト)」があります。
トップウォーター
前回の記事ではシーバスフィッシングに使われるルアーの種類と、ルアーの選び方についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるルアーである【トップウォータープラグ】についてご紹介します。[…]
トップウォータープラグとは、水面または水面直下で使用するルアーの総称です。
トップウォータープラグにもいくつかの種類があります。
シーバスフィッシングで使用されるトップウォーターは主に2種類です。
・ポッパー
これらは、いずれも水面に浮く設定になっています。
水面付近を意識したシーバスにアプローチするために使用します。
シンキングペンシル
第1回の記事ではシーバスフィッシングに使われるルアーの種類と、ルアーの選び方についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるルアーである【シンキングペンシル】についてご紹介します。シ[…]
シンキングペンシルとは、ペンシルベイトの形状に似ているものの、浮かない設定(沈む設定)になっていて、水面直下~で使用するルアーの総称です。
シーバスフィッシングでは「シンペン」と略されることが多いです。
シンキングペンシルは、バスフィッシングではわずかに存在しているだけでした。
ところが、シーバスフィッシングにおいて目まぐるしい進化を遂げました。現在のシーバスフィッシングにおいては欠かすことのできないルアーです。
シンキングペンシルは沈む設定になっていますが、沈めて使うよりというよりも、どちらかいえば浅い水深でシーバスにアプローチするために使用します。
ミノー
第1回の記事ではシーバスフィッシングに使われるルアーの種類と、ルアーの選び方についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるルアーである【ミノーの種類】についてご紹介します。[sit[…]
第4回の記事ではシーバスフィッシングに使われるミノーの種類についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるミノーである【シャローランナー】についてご紹介します。[sitecard s[…]
第4回の記事ではシーバスフィッシングに使われるミノーの種類についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われる【スタンダードミノー】についてご紹介します。[sitecard subtit[…]
第4回の記事ではシーバスフィッシングに使われるミノーの種類についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われる【ディープダイバー】についてご紹介します。[sitecard subtitl[…]
ミノーとは、小魚の形を模したボディにリップの付いたルアーの総称です。主に水深の浅い場所~中層で使用します。
最近ではリップの付いていないもの(リップレスミノー)や、リップとボディの一体型のミノーも登場しています。
ビギナーが見たときに一番「おっ、釣れそう」と思うのがミノーではないでしょうか。
実際、シーバスフィッシングにおいてミノーが活躍する範囲はとても広いです。
と聞かれたら、ミノーを選ぶアングラーが大多数だと思われます。
それくらいシーバスフィッシングにおいて核になるルアーといえます。
シャッド
第1回の記事ではシーバスフィッシングに使われるルアーの種類と、ルアーの選び方についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるルアーである【シャッド】についてご紹介します。[…]
シャッドとは、ミノーの形状に近い小魚タイプのルアーの総称です。ミノーよりもやや深いレンジでシーバスにアプローチをするときに使用します。
ミノーはルアーフィッシングでは一般的に「ジャークベイト」と呼ばれていて、ただ単にリールを巻いて動かすだけという使い方もできるし、ロッドを積極的に動かしてルアーを踊らせるようにする使い方(ジャーキング)まで様々な使い方が可能です。
一方、シャッドは、ミノーでは届かない水深まで潜らせて、ピタッと止める動きや、目的の水深で軽くトゥイッチをしてルアーを踊らせて食わせるという使い方が一般的です。
ただ、ミノーとシャッドの境界はもともと曖昧です。区別する積極的な理由も特にありません。
なので、下記のようにザックリと捉えておけば問題はありません。
・リップにラインを結ぶアイが付いているものがシャッド
バイブレーション
第1回の記事ではシーバスフィッシングに使われるルアーの種類と、ルアーの選び方についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるルアーである【バイブレーションプラグ】の種類についてご紹介します。[…]
第9回の記事ではバイブレーションの種類についてご紹介しました。このページでは、【バイブレーション】の特徴と使い方についてご紹介します。[sitecard subtitle=関連記事 url=vibrationplu[…]
バイブレーションプラグとは、小刻みなピッチで振動してシーバスにアピールするずんぐり体型のルアーの総称です。
バイブレーションプラグは主に中層~底層でシーバスにアプローチするときに使用します。
軽めのバイブレーションプラグであれば浅い場所でも使うことができます。
その使用範囲はけっこう広いといえます。
バスフィッシングにおいては『ラトル』と呼ばれる音を発生するための金属球が入っているバイブレーションプラグが人気です。
シーバスフィッシングにおいてはラトルの入っていないサイレント仕様のものがほとんどです。
とはいえ、ラトル入りでもガンガン釣れることがあるので、ラトル入りのバス用のバイブレーションプラグを使用する人もいます。
スピンテールジグ
第1回の記事ではシーバスフィッシングに使われるルアーの種類と、ルアーの選び方についてざっくりとご紹介しました。このページでは、シーバスフィッシングで使われるルアーである【スピンテールジグ】についてご紹介します。[…]
スピンテールジグとは、小魚の形をしたコンパクトな金属の塊の後部にブレードが装着されたルアーの総称です。
スピンテールジグは主に底層でシーバスにアプローチするときに使用します。
バイブレーションよりも沈みやすいため、浅いレンジを攻めるのには慣れが必要です。
形状がバイブレーションに似ているのでバイブレーションの一形態に分類されることがあります。
しかし、スピンテールの機能はバイブレーションとはまったく別物です。
違いを意識して使うことが必要です。
ソフトベイト・ビッグベイト
ソフトベイトとはラバーでできた柔らかい素材のルアーの総称です。
ビッグベイトとは『大きなルアー』の総称です。
バスフィッシングでは実に多様な形のソフトベイトがあります。シーバスフィッシングでは小魚の形をイメージしたソフトベイトが主流です。
また、ビッグベイトもシーバス用よりもバス用のものの方がはるかに充実しています。
ソフトベイトは素材の柔らかさから警戒心の強いシーバスにも口を使わせることができるといわれており、プラグとは一線を画するルアーとして好んで使う人もいます。
もちろん警戒心の弱いイージーなシーバスもガンガン食ってきます。
ソフトベイトはそれ自体にはフックが付いておらず、また、ほとんど自重がないため、オモリ付き
のフックに刺して使うのが一般的です。
オモリの重さを変えて幅広い水深で使うことができます。
ルアーの選び方
タックルボックスで持ち歩くために選ぶ
オカッパリでシーバスを狙う場合、持ち歩けるルアーの数がとても限られます。
せいぜいタックルボックス2~3個に入れられるだけ入れる、というのが限界です。
そうすると、入れられるルアーの数はさらに限られます。
その限られたスペースに入れるルアーをどうやって選ぶか?
実は、このときのルアーの選び方が大雑把な人が意外に少なくありません。
持っていきたいルアーありきで選ぶ人がけっこう居ます。
ただ、オカッパリで限られた数を持ち歩く場合、最低限気にしておかなければならないファクターがあります。
それがレンジです。
何度も繰り返しになりますが、ルアーはエサではありません。ただのプラスチックの塊です。
ルアーを投げて待っていても、シーバスの方から寄ってくることはありません。
アングラーの方から、シーバスの居るところにルアーを送り込んでやる必要があります。
そのために常に意識しておかなければならないのがシーバスがいるレンジです。
レンジのことをエサ釣りでは「タナ」と表現します。
このレンジという考え方はエサ釣りであっても最も重要なファクターの1つといえるほど超重要です。
匂いや旨味成分のないプラスチックの塊でアプローチするルアーフィッシングでは、なおさらシビアにシーバスの居る深さにルアーを通してやる必要があります。
そう考えると、タックルボックスの中には、水面から底層までを全水深を狙えるルアーを揃えておくことが絶対条件になります。
「どのルアーを持ち歩くか?」というルアーありきの選び方ではなく、「どの水深を狙うためにどのルアーを持ち歩くか?」という、より具体的な理由のある選び方が求められます。
目の前に広がるフィールドの具体的な状況に合わせて選ぶ
シーバスフィッシングを続けていって、シーバスが釣れたときの経験や、逆に釣れなかったときの経験が蓄積されていくと、ある程度目の前の状況に合わせてルアーを選べるようになってきます。
その経験というのはどんなプロの金言よりも大切にすべきです。
あるプロが
と言ってたけど、自分の経験上は「△△は効果的ではないと思うんだけど…」と思ったら、その場合は自分の経験を優先してルアーを選びましょう。
目の前に広がるフィールドについては、あるプロよりもあなたの方がよく知っているはずです。
プロは日本全国釣り歩いているので豊富な経験を持っています。でも、あなたの目の前に広がるフィールドに限って言えば、あなたの方が詳しいはずです。
もちろん、プロがいう「△△」を試してみるのは構いません。しかし、あくまで選択肢の一つにしましょう。
それでも『好き』を大切にして選ぶ
釣果最優先の場合には、タックルボックスに入れるルアーのレンジにはこだわるべきです。
ただ、趣味で釣りをする以上、
という思いを持つ人もおられることでしょう。
そういう場合には、他人から何と言われようと、好きなルアーをタックルボックスに入れておくべきです。
経験上、他人から
と勧められて使ってみたけど釣れなかった場合と、
という自分の思いを貫いて釣れなかった場合とでは、達成感や満足感が全然違います。
自分の使いたいルアー、自分の釣りたいルアーを投げ続けて釣れなかった場合には「しょうがいない」というあきらめの気持ちになれます。
でも、他人から勧められて使ったルアーで釣れなかったときは
というマイナスの感情が大きくなってしまいます。
せっかく興味を持って始めたシーバスフィッシングなのに、他人に振り回された結果、「釣れない」ってことになるとけっこう凹みます。マジで。
そうなるくらいなら、自分が納得いくルアーを投げ続けて華々しく散った方が気持ちの整理がつけやすいです。
僕の経験上、ルアーフィッシングというのは釣果至上主義よりも、ルアーに対する第一印象を大切にした方が長続きする趣味です。
他人やSNSに振り回されるよりも、自分の「これで釣りたい」という気持ちを大切にしましょう。
これは理屈ではありません。
経験でもありません(そもそも経験値がない)。
それでも「これで釣りたい」を大切にしてください。
経験を積み重ねていく中で、ルアー選びの比重を『好き』から『釣果』へ振っていけば問題ありません。
ルアー選びにはどうしても経験が必要
シーバスフィッシングを続けていると、動画やテレビなどで解説を聞いたところで、どうしても超えることのできない壁があります。
それが『経験』を必要とするファクターです。
たとえば、キャストの技術・タックルバランスの考え方・魚の取り込みのスムーズさ、などです。
これらは、動画の解説を見たところで一朝一夕で身につくものではありません。
動画の解説を参考にしつつも、自分で経験を積み重ねて、自分なりの答えや方法を身につけていく必要があります。
『ルアー選び』も経験が必要なファクターの一つです。
それはね…
ルアー選択に一応の理由付けができるようになるには、それなりの経験が必要です。
経験値が必要なファクターについて他人の答えを求めても、あまり有益ではありません。
たしかに、他人の答えは参考にはなります。でも、あくまで『参考』です。
あなたにとっての答えではありません。
経験が必要なファクターについては、焦らずに「そういうもんだ」と思って割り切りましょう。
シーバスフィッシングを始めたばかりで経験値が少ない時期にルアー選びに迷ったら、『好きなルアー』や『これで釣りたいルアー』を選びましょう。
ルアー選びはルアーフィッシングの醍醐味!
そこそこ大きな釣具屋に行くと、実に多くの種類のルアーが並んでいます。
ビギナーの頃には形や色の違いくらいしか分からないことでしょう。
それでも、数多くのルアーを目の前にすると、釣具屋でルアーを選ぶときにとても興味深く一つ一つのルアーを眺めてしまうものです。
ルアーのメーカーや商品名を覚えてくると、より一層ルアー選びが楽しくなります。
これもルアーフィッシングの面白さの一つといえます。
また、ルアーフィッシングにおけるルアー選びは、釣具屋でルアーを買うときだけの話ではありません。
実際にフィールドに立ったとき、どんなルアーを投げるのか?
状況に合わせてどうルアーを変えていくのか?
この『戦略的なアプローチのためのルアー選び』こそルアーフィッシングの醍醐味です。
なぜ、いま、この状況においてこのルアーを選択したのか?
これを考えながら釣りをするようになると、シーバスフィッシングがもっと楽しくなっていきます。
そのためには、ルアーの種類やそれぞれのルアーの特徴を理解したうえで、ある程度自分なりの経験を積み重ねる必要があります。
時間がかかる作業ですが、ルアーフィッシングの醍醐味といえる部分なので、焦らずに少しずつルアーの種類や特性を理解していきましょう。