【GT-R ULTRA】ナイロンは全部同じ?いやいや、世界最強を体感してみよう!!

東京にいた頃は、釣具はオンラインショップで買うことがほとんどだったので気にしていなかったのですが、山陰に出戻りして釣具屋に通うようになって気づいたこと。

ショーカラ
ナイロンライン(メイン・リーダー)のラインナップがかなり少ねぇ…
ショーカラ
ナイロンって販売禁止になった?

って思えるレベル。

釣具屋の店員に聞いても

店員
フロロと比べるとどうしても弱いからルアーの人には売れないんだよね

といわれる始末。

そもそも店員に「ちょっとこっち来て正座しろ!」といいたいレベルなんですが…

釣具屋さんも商売なのでそれはとりあえず置いておくとして。

このページでは弱さなんて微塵も感じない

世界最強のナイロンライン

をご紹介します。

GT-R ULTRAとは

GT-R ULTRAとは、サンヨーナイロンからリリースされているルアーのキャスティングゲーム用のナイロンライン(メインライン)です。

その基本性能のうち特筆すべきなのは

GTRウルトラの耐摩耗性

です。

とにかく擦り切れない。

根ズレに強い。

ショーカラ
もちろん鋭利なモノを使えば簡単に切れますYO

その耐摩耗性フロロカーボンをはるかに凌ぎ、従来のナイロンラインの30倍だとか!(メーカー比)

とてつもなくスレに強いラインがGTRウルトラです。

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ディテール

ラインカラーはダークグリーン

でも家の中やお店で見てるとどちらかといえばチャコール系のカラー。

平たくいえば黒っぽい感じ。

これは好みの問題にもよるのですが、個人的にはこのカラーはけっこう好きです。

でも、どうしてもラインは「クリアじゃないと魚に見切られるんじゃないか?」という固定観念があるアングラーにとってはかなり抵抗のあるラインカラーでしょう。

普通のナイロンと何が違う?

耐摩耗性が極端に高いのがGT-Rウルトラの特徴です。

でも『耐摩耗性が極端に高い』っていわれても「普通のナイロンと何がどのくらい違うのか?」って考えるとピンとこない場合がほとんどでしょう。

耐摩耗性が数値化されて比較できるわけではないし…

これについては過去で実験を試みたので参考にしてみて下さい。

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端的にいえば

ラインがまったく傷つかない

という感じ。

ラインが傷つかないってどういうことか?というと

とにかくよく滑る

ということ。

別にラインがカチカチに硬くて傷つかないという意味ではありません。

摩擦面の上をツルツルツルツルとラインが滑ってラインの表面がガチャガチャに傷つかないということです。

摩擦面のうえをツルツル滑っていく中でごくわずかずつですがラインの表面が薄くなっていきます。

ラインの表面が紙よりも薄くなったところでラインが負荷に耐えられなくなってようやく切れます。

ラインの表面が傷つかない特性こそGTRウルトラの特筆すべき性能です。

ラインが傷つかないと何がイイか?

フロロはライン表面が摩擦でけっこう削れます。削れてもそこそこ耐えてくれます。

普通のナイロンもライン表面が摩擦で削れます。

でもナイロンは、ライン表面の傷口に硬い物や鋭利な物がウッカリ引っ掛かったりした途端に簡単に切れてしまいます。

ナイロンはラインの傷口に何も引っ掛からなければラインの表面が傷ついてもけっこう粘ってくれますが、ライン表面の傷口に抵抗がかかると簡単に切れます。

GTRウルトラのスゲーところは、擦れではラインの表面がまったくといっていいほど傷つかないということ。

ラインの表面が傷つかないのでラインが薄く薄く薄く薄く…なっていって、負荷に耐えきれない薄さ(細さ)になると、ラインが負荷の限界を迎えたときにプツッと切れます。

つまりGTRウルトラは、他のナイロンラインにあるようなライン表面の傷口に抵抗が掛かって思わぬタイミングでラインブレイクするというリスクが極端に小さいんです。

ナイロンラインの滑るという特性を極限まで突き詰めたラインがGTRウルトラです。

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GT-Rウルトラが活きる釣り

ほぼすべてのオカッパリデイゲーム

オフショアと違ってオカッパリでは立ち位置のすぐ前にゴロタ石やストラクチャーや葦林があることが多いです。

なので、オカッパリのデイゲームは全般的にGTRウルトラの独壇場といえます。

なお、ラインカラーの関係上オカッパリであってもナイトゲームでは使いづらいので注意してください。

ショーカラ
オープンエリアを攻めるナイトゲームならまったく問題なく使えるよ!

PEのリーダーとして

ソルトアングラーにとってはこちらの使い方のほうが使い道が多いかもしれません。

GTRウルトラはメイン用ラインです。

一応リーダーにはリーダー用のラインが販売されていますが、メイン用ラインとリーダー用のラインでは実はほとんど違いがありません。

一般的にはリーダー用のラインの方が結束しやすく結束強度が上がるように作られています。

でもナイロンラインはそもそもフロロに比べて格段に結束しやすいので、メイン用ラインとリーダー用ラインとの差はほとんどありません。

GTRウルトラをソルトの釣りのリーダーとして使うと、ほとんどの釣りにおいて恩恵が非常に大きいです。

特にボトムを狙うようなハードロックフィッシングでは世界最強の耐摩耗性の恩恵を受けないという選択肢はないでしょう。

GTRウルトラを使うときの注意点

夜間の視認性はほぼゼロ

僕が初めてGTRウルトラを使ってみようと思ったのはメバリングのナイトゲームでした。

漁港において船底やロープで擦れることのあるメバリングにとって『擦れに強いナイロンなんて最高じゃないか!』という感じで使い始めました。

ところが、確かに擦れには強いかもしれないけど…

ショーカラ
ラインが見えないから余計にロープで擦ってしまう…

という落とし穴がありました。

ラインが見えにくいためにラインコントロールが上手くできず、船に乗ったりロープに引っ掛かったり、とにかくナイトゲームがとてもやりにくかった。

ナイトゲームであっても水中のストラクチャー(根回り)の釣りには適していますが、ナイトゲームでラインコントロールやラインメンディングを必要とする場合には使い勝手が悪いです。

ノットは正確に

勘のイイ人はもう気づいているでしょう。

いくら擦れに対する耐摩耗性能が世界最強といっても

そんなに滑るラインがちゃんとと結束できるの?

という疑問ありません?

そうなんです。

GT-R ULTRAはノットをいい加減(テキトー)に結ぶとけっこうすっぽ抜けるんです。

これだけはいつも気を配っておく必要があります。

どんなラインでもノットには常に気を配ってなくちゃいけないんですが、GT-Rウルトラはノットがキチンと組めているかをどのラインよりも注意深く確認しておく必要があります。

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PEとのオススメの結束方法

PEとリーダーを結束するノットは大きく分けて2種類。

摩擦系ノット非摩擦系ノットです。

摩擦系ノットとはPEとリーダーを(結ぶというよりも)編み込むことでPEとリーダーの摩擦力を高めてすっぽ抜けにくくする結束方法です。

非摩擦系ノットとはPEとリーダーを(編み込むのではなく)結び込むことで結束強度を高める結束方法です。

キチンと結束できていれば基本的には摩擦系ノットでも非摩擦系ノットでもOKです。

最近はガイドが小さいロッドが流行っているので、ノットの抜けを重視して、結び目の小さい非摩擦系ノットを使うアングラーが多いですが、摩擦系ノットは慣れていないと簡単にすっぽ抜けてしまいます。

そのため、摩擦系ノットに不安がある場合には非摩擦系ノットの方が確実です。

滑りの良さがとんでもないのがGTRウルトラなので、中途半端な摩擦系ノットだとすっぽ抜けるおそれがあります

GTRウルトラに限らず耐摩耗性の優れたナイロンリーダーとPEを結束する場合には非摩擦系ノットがオススメです。

ちなみに、摩擦系ノットに不安があるわけではないですが僕がGT-Rウルトラをリーダーに使うときは必ず非摩擦系ノットで結束するようにしています。

僕が使用している非摩擦系ノットは

ビミニツイストセイカイノット
ビミニツイストキングノット

のどちらかです。

いずれの場合もすっぽ抜けは皆無です。

どちらも非常に結束強度の強いノットなのでどちらで構いません。

とにかく自分が自信の持てるノットで結束することが最も確実な結束方法です。

まとめ

釣具屋さんがテキトーなことを教えるほど虐げられているナイロンラインですが、耐摩耗性に関しては世界最強ともいえるラインが存在しています。

GT-R ULTRA

数値化できる引張強力と異なり、数値化が困難な耐摩耗性に関しては、目に見える『驚異の耐摩耗性!』とか『クラス最高の耐摩耗性を実現!』といった宣伝文句が情報のすべてになってしまいがちです。

しかし、GTRウルトラに関しては本当に『耐摩耗性は世界最高クラス』と自信をもっていえます。

そのくらい擦っても傷つかないラインです。

この世界最強の耐摩耗性を一度でも体感してみれば、その世界最強たる理由がハッキリとわかることでしょう。



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