専門ロッドを他の釣り用にカスタム・流用するときの落とし穴

ロッドカスタムをする目的は様々です。

デザインが気に入らない
グリップが短い(または長い)
ガイドが小さい
他の釣りに流用したい

などなど。

これらの理由の中でも、ある専門ロッドを別の釣りに流用するときに注意する点があります。

それは

リールシート

このロッドはスコーピオンXT1652R-2(~28g)です(ワンアンドハーフ)。

もともとはバスロッドですが、グリップを延長して脇に挟めるようにしてオフショアでのサビキ釣りやジギングに使用しています。

バスロッドをオフショア用にカスタムするときに特に気になるのが

何グラムのジグ(シンカー)が使えるか?
青物が掛かって折れないか?

といったポイントです。

管理人の場合このロッドで~120gくらいのジグは問題なくシャクっています。

サビキ釣りでは~40号(150g)のコマセカゴを使います。

このくらいの重さであれば特段問題はありません。

魚のサイズも5、6kg程度の青物であれば折れるような気配はありません。

では、カスタムスコーピオンを問題なくオフショアで使えているか?といえば

答えは「ノー」です。

どこに問題があるかといえばリールシート。

キャスティングでバスや根魚を狙う釣りには全然問題ないですが(←当たり前、それ用のロッドだから。)、オフショアで重いメタルジグやコマセカゴをシャクったりすると、この細身のリールシートがやたら滑る

ハッキリ言って

まったく快適ではない

ワインレッドのカラーがオシャレだったので元々のリールシートをそのまま使っていますが、オフショアで使うならリールシートごと滑りにくいものサイズの大きいものに変えるべき。

そうすれば全然問題なくオフショアロッドとして使えます。

専門ロッドを他の釣りに流用しようとしたとき、適合ルアーウェイトや釣り上げられる魚のサイズばかりに目が行きがちですが、握りっ放しのリールシートの適合性というのは意外にも超重要で注意が必要です。