リールのメンテナンスはこれだけ!!分解洗浄は本当に必要?

冬になると釣り物も減ってきてシーズンオフになるアングラーが増えてきます。

「冬にはリールをオーバーホールに出して来シーズンに備える!」というアングラーも多いです。

でもリールのオーバーホールって本当に毎年必要ですか?

リールがゴリゴリになる不安感から、何となくオーバーホールしていませんか?

実はリールは日々のメンテナンスさえしっかりしていれば、それほど分解洗浄の必要はないかもしれません。

このページでは10年間一度もオーバーホールに出していないリールのメンテナンス方法をご紹介します。

水洗いこそメンテナンスの基本

基本は水洗い

これに尽きます。

「そんなの当たり前だよ」とか「そんなのみんなやってる」という批判もされそうですが。

これは冗談でもなんでもなく、これが究極の日常メンテナンス方法。

これ以上にオイルやグリスを日々注油するのはやりすぎです(と管理人は思っています)。

誤解のないようにいいますが「注油はするな」ということではありません。

できるのであれば釣行毎に分解洗浄してオイル・グリスアップした方がいいに決まってます。

でも「釣行毎に注油『すべき』か?」といえばそうでもない。

「水洗いをすれば(日常的には)注油しなくても大丈夫」ということです。

水洗いの方法

水洗いだけだとゴリ感が出るのでは?

水洗いメンテナンスを推奨すると必ず指摘を受けるのが

釣り人
水洗いだけだとゴリ感が出るけど?

という意見。

釣行回数や使い方にもよると思いますが、基本的には

水洗いがキチンとできていない

ことがほとんど。

キチンと水洗いをしていればそんなにゴリ感がでてくることはありません。

水洗いとは?

ところで一口に「水洗い」といってもどの程度洗えばいいのでしょうか?

シャワーや水道水でシャーッと流して汚れを落としただけで「水洗いしてる」とはいわないないですよね?

管理人がいう「水洗い」とは、

水を張ったバケツの中にリールをドボンしてグリグリとリールの可動部を回す

ことです。

まぁこれはあくまで具体例。別にバケツじゃなくてバッカンで構いません。

そのくらいしっかり洗って初めて「水洗いしている」という話です。

バケツに水を張って水中で可動部分をグリグリと10秒くらい回して水洗いをすれば、ちょっとやそっとではゴリ感が出るようにはなりません。

水洗いはこれくらい丁寧にしっかりと洗ってやる必要があります(といっても10秒程度ですが)。

水中にドボンして大丈夫?

(自己責任で)やればわかります。

(私は)大丈夫です。

なぜ自信があって実際にずっと同じやり方でやってきたのに「自己責任で」とか「私は」と付言するかというと、メーカーが推奨していないからです。

ショーカラ
だって私のせいにされても困るし…

でも釣行直後にリールを開けた人は知ってると思いますが釣行直後のリールの内部ってけっこうビショビショに濡れています。

ショーカラ
特にベイトリールの内部はすごい…

ベイトリールは構造上ボディとスプールとの間にわずかに隙間が空いているので、その隙間からリール内部へキャストやリトリーブのたびに水が浸入してきます。

これをシャワーや水道水のような流水で洗い流せているか?といえば管理人的にはかなり疑問です。

疑問というより流水で流すだけではかなり不安です。

(もちろん少しは洗えているとは思いますが)

むしろバケツに突っ込んでリール内部を洗浄するくらいの勢いでグリグリと回した方がメンタルヘルス的にもよっぽどいい(管理人はね)。

釣り人
オイルが流れたりグリスが乳化するのでは?

と心配する声もありますが、10秒やそこら水に浸けただけでオイルが流れたりグリスが乳化したりするんですかね?

管理人はそんな経験はありません。

というか、その程度でオイルが流れたりグリスが乳化するようであればベイトリールなんて釣行毎に分解洗浄が必要だと思いますよ。

でもそこまで言う人はいない。

だって実際は少々水に浸かっただけではオイルは流れないですしグリスも乳化しませんから。

リール内部までは見ていませんが、不具合は出ていないのでそれほど問題ないと(個人的に)考えています。

特に最近のスピニングリールのXプロテクトなんて水中にドボンしても気泡すら出てこない。

(逆に水中にドボンしたとしても洗えているのかどうか心配になるレベルの気密性)

それほど心配する必要はありません。

ちなみに昔のリールは水にドボンするとリールの内部からかなり気泡が出てきていました。

オイルやグリスはお湯に浸けると流れやすく柔らかくなるので、必ず水に浸けて洗ってください

そんなやり方は聞いたことないよ!

わかります。すごくよくわかります。

管理人も「グリスが乳化するから水にドボンしたらダメだよ!」といわれたときには

ショーカラ
じゃあどうやって洗えばいいのさ?

と思いました。

今まで「こうすべき!」とか「これはダメ!」と思っていた方法と反対の方法で「やれ!」といわれても困惑します。

管理人は小学生の頃に父親に

親父
水に突っ込んで洗え!

といわれてから、ずっとこの方法で洗ってきました。

不具合らしい不具合はほぼなかったので「リールを水洗いする」とはこういうものだと思って育ってきました。

それが今頃になって「水に入れたらダメ!」といわれても、なかなか受け入れられません。

それと(反対の意味で)同じです。

今まで「水に入れたらダメ!」と思ってやってきたのに

ショーカラ
水にドボンしろ!

といわれても受け入れ難いはず。

それは仕方ないことです。

でも管理人は10セルテートを除いてこの方法でほぼ不具合はありません 。

ところで今の時代リールのメンテナンス動画なんてYouTube上にいくらでもありそうだったので、1つくらい水中ドボン動画あるんじゃないかと思って検索したところ、思わぬ有名アングラーの動画が出てきました(笑)

村田基氏(Jim)によればリールのメンテナンスは水中ドボンで大丈夫だそうです。

ショーカラ
あの王様JimがYouTubeに動画UPする時代なのね…

年間250日間くらいは釣りをしてそうなジムが大丈夫といってるくらいなので、たいていのアングラーにとっては大丈夫なんじゃないのか?という感じです。

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10年間オーバーホールなし

管理人が使い始めて今年で10年目に突入した09エクスセンスですが、一度だけハンドルノブのベアリング交換しただけで、今まで一度もオーバーホールに出したことはありません。

不具合という不具合はありません。

ハンドルノブのベアリング交換だけです。

この機種は水にドボンすると気泡がかなり出てくるのでリールの内部にけっこう水が入っていると思います。

でも海水がリール内部に残るよりは水道水が残った方がいいかなという感覚で水中にドボンしています。

ちなみに18ステラは気泡なんて出てきませんよ。

ショーカラ
Xプロテクトすげぇな…

注油について

注油の頻度はどのくらい?

何度も繰り返しますが管理人はメンテナンスが不要といっているわけではありません。

メンテナンスは必要です。

注油も絶対に必要です。

あまり釣りに行かないアングラーでもシーズンオフになったら注油はした方がいいです、絶対に。

管理人もシーズン中に注油をすることはほぼありませんが、シーズンオフには使わないリールに注油します。

基本的には目で見えるところか簡単に分解できるところだけですが。

注油をする場所は次のとおりです。

【ベイト】
◆スプールシャフト受け部分についているベアリング
◆スプールのベアリング
◆ハンドルノブ
【スピニング】
◆ラインローラー
◆ベイルの可動部分
◆ハンドルノブ

これらの箇所は、年に1回くらいは洗浄注油をした方がいいでしょう。

普段のメンテナンス(水洗い)がしっかりできていれば、年に一回の洗浄注油も大がかりなことをする必要はなく、通常は自分でできる範囲で問題ありません。

ただし、これは釣行回数や使い方によって変わるのであくまで目安ということで。

オイル・グリスは純正品を使う

これは釣具屋で聞いた話ですが、某社の場合は純正オイル・グリス以外のものを使ってると不具合や故障の際のクレームが通らないとか…

管理人は釣具屋ではないので詳しい事情や対応はわかりませんが、ダイワもシマノも純正のオイル・グリスでまったく問題ありません。

たまにリールオイルを専門に扱っているショップの「ものすっっっごい粘土が低くてサラサラのオイル」を(ベイト)キャスティングリールのスプールのベアリングに注油するアングラーもいますが、噂ではすぐにオイルが飛んでベアリングの寿命が短くなるらしい…(あくまで噂)

とにかく純正を使っていれば問題ありません。

注油する際には古いオイルやグリスはパーツクリーナーで洗浄してから注油しましょう

何年かに一度はオーバーホール

基本的に水洗いをキチンと実践している管理人はオーバーホール(OH)に出すことなく10年間使うことができています。

まぁたまにはOHに出してもいいかなとは思いつつも、不具合がないのでOHに出すタイミングが難しい。

シーズンオフに出せればいいのですが不意にロッドテストやルアーのスイムチェックに行くことがあるので、できれば手元に置いておきたい。

ということでOHに出せないまま10年が経ってしまいました。

特に不具合はなく快調です。

しかし、可能であれば何年かに1回はOHに出して、目に見えない内部の汚れをキレイにしてもらいましょう。

注意点

◆長く浸けない(10~20秒程度)
◆お湯で洗わない
◆注油の際は必ず古いオイルを洗浄する

これらの点に注意をしていれば必要以上に神経質になる必要はありません。

水を張った容器にドボンして可動部をグリグリ回して終わりです。

この水洗いをしたことで逆に不具合が出たという意見もあるようです。

原因はわかりませんが、たとえば

今までは水洗いが不十分なために溜まっていた塩が、急に水中にドボンしたことで入ってはいけない箇所に一気に流れ込んでしまった…

とか。

水中にドボンをするのであれば、水洗いが中途半端なリールを突然やるよりも、一度キレイな状態にした後の釣行からやったほうがいいかもしれません(わかんないけど…)。

原因はわかりませんが不具合が出ることはないとは言い切れません。

あくまで管理人の場合は不具合がほぼないということです(自己責任でお願いします)

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まとめ

誤解がないように繰り返しますが、管理人は

オーバーホールや分解洗浄をするなといってるわけではありません

むしろ(本当に)可能であるなら釣行毎にでもやった方が確実です。

でも実際は多くのアングラーにとってそれは現実的ではありません。

「シャワーや水道水で流して水分をキレイに拭き取っておしまい」というのが一番多いパターンではないではないでしょうか?

この時に、シャーっと柔らかい水で流すだけではなく、キチンと水洗いをしてやることで数年はオーバーホールをせずに使うことも可能になります(管理人の場合)。

簡単な作業なので興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

あ、飽く迄、自己責任でお願いしますね



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