【初心者向け】プロアングラーの話はほぼ宣伝でできている

どんな業界においても『プロ(フェッショナル)』と呼ばれる専門職として飯を食っている人がいます。

『釣り』業界もその1つ。

メーカーとの契約でお金を貰ったりサポートを受けているプロアングラーがいます。

プロアングラーの話はとても有益で、とてもためになる説得的な話ばかりです。

でも、プロアングラーの立場を理解していないとプロの話す情報の本質を見誤ることにもなりかねません。

このページではプロアングラーの話を参考にするときの注意点をご紹介します。

プロの話はすごくためになる

プロアングラーは一般のアングラーと比べるとはるかに経験値が上です。

プロアングラーは取材や商品開発のために一般のアングラーよりもはるかにたくさん釣り場に足を運ぶので、プロアングラーの話はとても参考になることが多いです。

ここで注意しなければならないのは、プロアングラーの情報の方が正しくて、一般アングラーの情報が間違っている…というわけではないということです。

日本全国には色んな釣り場があるので、プロアングラーの経験やメソッドが日本全国どの釣り場においても通用するわけではありません。プロアングラーの経験やメソッドが通用しない状況もたくさんあります。

逆に、地元の釣りに精通しているロコアングラーの話は、その地域においてはすごく参考になるということも多々あります。

ショーカラ
そのためプロアングラーが地元以外で取材をするときには、ほとんどの場合、ロコアングラーがガイドとして同行します

プロアングラーの話す情報はためになる話題が多くてとても参考になりますが、プロアングラーと一般のアングラーでどっちが正しいか?という問題ではないということは常に念頭に置いてプロの話を聞きましょう。

プロの話だから信用できる、一般人の話だからアテにならない…ということは決してありません

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プロの話はほぼ宣伝だと思え

利害が相反する話はしない

サポート契約やプロスタッフとしてメーカーの商品開発に携わっているプロアングラーは、自分が携わっているメーカーの商品と利害が相反する話は絶対にしません。

プロアングラーの発信する情報には常に背後にサポートメーカーの影があると考えましょう。

だからといって、プロアングラーの情報を信用するなという意味ではまったくありません。

自動車が軽く買えるくらい釣りにお金を使っている僕の経験からいえば

ショーカラ
プロアングラーの発信する情報の背後には常にメーカーの影があることを意識していないと、どんどんお金が出ていくよ(笑)

っていう話です。

〇〇でしか釣れない魚がいる

典型的な宣伝文句です。

いかに魚を釣るのが難しい状況であるかを説明したうえで

プロアングラー
Aルアー(ルアー名)でしか反応しない魚がいるので、ぜひそういう状況では〇〇を試してみてください

みたいな。

僕みたいな一般アングラーが言ってもまったく響かないフレーズですが、プロに言われるとずっと頭の隅に残っていて、いざ同じ状況で釣れないと

釣り人
Aルアー買ってみようかな…

て考えてしまいます。

ただ、素朴な疑問として

ショーカラ
この世のすべてのルアーを試しました?
まだ試してないルアーがあるなら、他にも釣れるルアーあるかもしれないですよ?

って思いません??

プロアングラー
Aルアーでしか反応しない魚がいる

は宣伝です。

でも、実はこの宣伝は初心者にはとても勉強になることもあるんです。

たとえば、形やレンジやアクションがAルアーに似ている別のルアーを持っていたら、ぜひその状況で使ってみましょう。

Aルアーでなくても釣れるかもしれません。

もし釣れたのであれば、その状況ではAルアーみたいなルアーが効くということを学ぶことができます。

逆に、手持ちの似たルアーで釣れなければAルアーを買ってみるのもいいでしょう。

似たルアーで釣れなくて、Aルアーで釣れたとすれば、Aルアーと似たルアーの違いを考えてみましょう。

レンジが違うのか、動きが違うのか…

よくある違いとして

『このルアーではこのくらいスピードにするとウォブリングするけど、Aルアーではこのくらいのスピードだとまだローリングが強い。このくらいまでスピードをあげて初めてウォブリングする』

というようにスピードによるアクションの幅に違いがあるってこともあります。

似ているルアーでもAルアーでも釣れなければ、状況が合っているのか、ルアーのスピードはマッチしてるのか、カラーはマッチしているのか…など、いろいろと考えてみましょう。

Aルアーは釣れないルアーだと決めつけるのは簡単ですが、せっかくの学びのチャンスなのでいろいろなことを検討してみましょう。

宣伝だからといってスルーする必要はありません。

フロロ最強説

テレビや雑誌に登場するプロアングラーは、あの人もこの人もフロロリーダーを使っているのでリーダーにはナイロンよりフロロの方がイイって思っていませんか?

もちろん、これも宣伝です。

ナイロン・フロロともにラインとしてはとても良い素材で、慣れてしまえばどちらを使っても遜色ありません。

しかし初心者にとっては、結束のしやすさ結束強度耐摩耗性ショック吸収性能価格という面からナイロンリーダーの方が扱いやすいことは明らかです。

でもプロアングラーの方々は、そういう当たり前のことは教えてくれないですよね?

それはなぜでしょう?

答えは…

彼らがメーカーと契約しているプロアングラー

だからです。

…といっても分かりにくいですね。

基本的なことですが、シマノ東レクレハ(シーガー)ってナイロンリーダーを販売してます?

全然販売してないですよね。

東レは以前はナイロンリーダーもありましたが、今ではフロロリーダーのパワーゲームだけです。

クレハに関してはフロロの原料の元締みたいな会社なので、そもそもナイロンラインがエサ釣り用ラインしかラインナップにありません。

ダイワはナイロンリーダーもフロロリーダーも発売していますが、ダイワのプロアングラーといってもラインに関しては他のメーカー(東レやクレハ)と契約しているプロアングラーもいるでしょう。

シマノや東レやシーガーからラインのサポートを受けているプロアングラーがナイロンリーダーを勧めることは絶対にあり得ないんです。

なので『プロアングラーが勧めてるからリーダーはフロロで決まり!』と考えるのは早計です。

ナイロンもフロロもそれぞれにメリット・デメリットがありますが、特に初心者であればナイロンリーダーをベースにして、ナイロンではデメリットが際立つときにフロロリーダーを取り入れていくのがベターなのは明白です。

でも、プロアングラーはそれを勧められないプロアングラーならではの大人の事情があるのです。

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プロの話は鵜呑みにしない

プロアングラーの話は一般アングラーにとってはとても有益な情報です。

釣りを学ぶうえではこれ以上ないお手本になります。

しかし、同時にプロアングラーは商品を紹介するプロであるということも忘れてはいけません。

プロアングラーの話を一から十まで聞いていたら(僕の場合は)財布の中身がもちません((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

また、プロアングラーが口を揃えて『リーダーはフロロ』と言っていても、大人の事情があることを理解しておかなければ初心者にとっては不親切な結果になり得ます。

プロアングラーの発信する情報の背後には常に契約メーカーの影があることを忘れてはなりません。



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