【レビュー】PE選びで迷ったらコレ!コスパ最高のUVF PEデュラセンサー!!

巷で高評価の製品が初心者にとっても使いやすい製品か?といえば、必ずしもそうとはいえません。

その一つがPEライン。

僕も愛用するラインで巷でも超高評価なPEがよつあみアップグレード

まさに『鬼コスパ』という表現がピッタリのPEで、価格と性能のバランスが素晴らしい!

じゃあ、入門者に「PEはどれがイイ?」と聞かれた場合、よつあみアップグレードをすすめるか?といえば…

絶対にオススメしない

というか、このPEを入門者にオススメする時点で

ショーカラ
自分が使いやすいだけで相手のこと考えてないだろ?

って言える。

僕が入門者におすすめする『鬼コスパ』ラインは【UVF PEデュラセンサー】(ダイワ)です。

このページでは【UVF PEデュラセンサー】をご紹介します。インプレ

UVF PEデュラセンサーとは

UVF PEデュラセンサーとはダイワの【デュラセンサー(DURAセンサー)シリーズ】からリリースされている汎用PEラインです。

UVF加工(Ultra Volume Fiber加工)という超高密度繊維加工により、耐摩耗性、強力、伸度(感度)を向上させたPEラインです。

そのデュラセンサーシリーズの中でも、特に原糸を密に編み込まれた製品はマッスルPEと呼ばれ、従来のPEの耐摩耗性能の300%以上の耐摩耗性(ダイワ社比)を誇るPEラインです。

デュラセンサーシリーズには

ソルティガデュラセンサー
紅牙デュラセンサー
モアザンデュラセンサー
エメラルダスデュラセンサー
月下美人デュラセンサー

というジギング・タイラバ・シーバス・エギング・メバリング・アジングという専門カテゴリーの名前が付いたものがあります。

その他、専門シリーズの名前が付いていない汎用ラインである【PEデュラセンサー】があります。

デュラセンサーシリーズの中で僕が初心者に超絶にオススメするのは【PEデュラセンサー】です。

おすすめポイント①

トラブルレス

PEラインはナイロンと比べるととてもライントラブルを起こしやすい釣糸です。

その理由はラインにハリ・コシがないことです。

ラインにハリ・コシがないということは、ライン自身にラインを真っすぐ保持しようとする力(あるいは復元力)がないということを意味します。

ライン自身にラインを真っすぐに保持しようとする力が備わっていないと、ラインが簡単にガイドに巻きついたり、ラインにコブができたりします。

これは想像してみるとわかりますが、ナイロンラインでノットを組む場合と裁縫糸でノットを組む場合、どちらがノットを組みやすいでしょうか。

おそらくほとんどの人がナイロンラインでノットを組んだ方が裁縫糸でノットを組むよりもはるかに組みやすいでしょう。

ショーカラ
裁縫糸はフニャフニャしていているので、輪っかに糸を通したり、糸同士を巻きつけたりするときにとてもやりづらい

ラインにハリ・コシがないと、ラインがラインに纏わりついてコブができたりします。

ラインにハリ・コシがあると、ラインにコブができそうになってもラインが自力で復元しようとするのでコブができにくいです。

ショーカラ
同じ理由で、PEを巻いたベイトリールでバックラッシュするとラインを解くのがほぼ不可能ですが、ナイロンやフロロはある程度バックラッシュを解くことができます。
ライン自身に復元力があるからです。

前置きが長くなりましたが、PEデュラセンサーはコーティング系のハリ・コシの強いPEラインで、ライン自身に保持力・復元力があるので、フニャフニャのPEと比べるとはるかにトラブルレスです。

1.2号の太さがあれば20cm程度ならラインが「フニャッ」となることはありません。

これが入門者にはよつあみアップグレードよりもPEデュラセンサーをおすすめする一番の理由です。

よつあみアップグレードよりもPEデュラセンサーの方が圧倒的にトラブルが起こりにくいです。

おすすめポイント②

耐摩耗性能が高い

PEの最大のデメリットといえば耐摩耗性の低さです。

とても根ズレに弱いです。

PEが根ズレに弱いというより、通常使用するPEがとても細いため当然擦れには弱いです。

でもPEデュラセンサーは従来のPEの耐摩耗性能の300%以上の耐摩耗性能を誇ります。

まぁ数字で見てもピンとこないと思うので、こちらの動画を参考にしてみてください。

ぶっちゃけ、これを見ただけで『PEデュラセンサーを使わない理由はない』といえるくらいの驚きの耐摩耗性能です。

これはライン交換がおそろかになりがちな初心者にとって非常にありがたい性能です。

おすすめポイント③

安い

シーバス用のモアザンデュラセンサーと比較するとPEデュラセンサーの価格は6~7割くらいです。

実売価格は1000円ちょっとです(×4の場合)。

よつあみアップグレードもかなり安いと思っていましたが、それでも1500円くらいします(×4の場合)。

PEデュラセンサーの性能を考えれば実売価格は破格といえます。

おすすめポイント➃

あらゆる釣りに対応

PEデュラセンサーのラインナップは非常に豊富です。

ラインカラーは5色のマーキングPEと単色のコーラルレッド(×4)orライムグリーン(×8)があります。

マーキングPEは主にオフショア用で

・200m(0.6~4号)
・300m(0.6~4号)

のラインナップです。

単色は

150m 200m 300m

のラインナップです。

なお、×4と×8で号数に微妙な違いがあります。(ただし、ほとんど無意味な違いです)

PEデュラセンサーシリーズだけでライトなソルトウォーターゲームからオフショアの青物狙いまで対応することができます。

おすすめポイント⑤

コーティングのカスが出ない

コーティング系のPEってリールに巻くだけでライン表面のコーティングが剥がれてラインローラーにカスが溜まる製品が非常に多いです。

当然、コーティングが剥がれればラインのハリ・コシも徐々に失われていきます。

PEデュラセンサーも、徐々にではありますがコーティングが剥がれてきます。

でもPEデュラセンサーのスゲーところはコーティングが剥がれときのカスがほとんど目立たないこと!

これは釣りをしていてけっこう気持ちよくラインを使用することができます。

ショーカラ
あのコーティングカスの塊がけっこう気になるから非コーティング系のよつあみアップグレードを使ってるんだよね…

新しいラインと使用済みラインを比べると確かにラインの色落ちはしていますが、ラピノヴァ(ラパラ)やピットブル(シマノ)みたいなコーティングカスの塊ができないのはとても嬉しい!

おすすめポイント⑥

滑り出しが気持ちいい

これは気分的な問題かもしれませんが、他のPEと比べてPEデュラセンサーは特にガイドの抜けが良いように感じます。

コーティングのおかげかもしれません。

キャスト時にガイドにラインが絡まるトラブルは一度もありません。

もちろん、ハリ・コシが強いのでコブ(エアノット)ができるトラブルも一度もありません

値段はとても安いですが、PEデュラセンサーのラインの使い心地は格別です。

残念なポイント

背徳感

ラインメーカーのラインを巻くのと違って、ステラにダイワのラインを巻くのは

スゲー背徳感

がある。

その逆も同じ。

イグジストにピットブルを巻いたり。

まぁ、これは本当に気分的な問題だけですが、個人的にはけっこう背徳感が強いです。

メインリールがダイワの人にとっては最適なラインといえますよ。

なんでコーラルレッド?

主に×4を好んで使う人の問題です。

なぜコーラルレッド?

もう少し違う色もあったでしょ?

と言いたくなるくらいこの色に抵抗がありました。

ショーカラ
慣れてなかっただけなんだけどね

今は使い慣れたので背徳感ほど気にはなりませんが、あまり見かけないラインカラーに最初は戸惑いました。

PE選びで迷ったらこれ使っとけ!

乱暴な言い方ですが、初心者はコレ一択と考えてもらってイイくらい優秀なラインです。

ラインにうるさい僕が、愛用していたPE(の半分)を一瞬で乗り換えたくらい惚れ込んでしまいました。

それは、自分にとって使いやすいからという理由だけでなく、PEのライントラブルに悩む入門者・初心者のために自信をもっておすすめできるからです。

扱いやすいPEを探し続けている迷える子羊アングラーにはぜひ一度PEデュラセンサーを使ってみてほしい。

気付いたころにはリールに巻いてあるラインは半分以上がPEデュラセンサーになっていると思いますYO!

ショーカラ
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