防寒着はワークマンで本当に大丈夫?最新の防寒アイテムをチェック!

暖かい気温の続いた2019年の秋も11月半ばになり一気に冷え込んできました。

これからの時期の釣りはデイゲームもナイトゲームも防寒対策が必須になります。

もうすでに防寒着で釣りをしている人も、これから本格的に防寒対策をする人も、せっかく暖かい服を着てもその効果を最大限に発揮できないと「無駄な着ぶくれ」になってしまうかもしれません。

このページでは、動きやすくそれでいて暖かい防寒対策についてご紹介します。

レイヤリングのススメ

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防寒対策の定番であり、かつ、必須の方法が「重ね着(レイヤリング)」です。

ショーカラ
なんだ、重ね着ならみんなやってるよ

という声もありそうですが、ただ単に服を重ねて着れば良いというわけではありません。

服の持つ特性を最大限に生かして、防寒着を最も効果的に暖かく着る方法があるのです。

基本的な考え方(3レイヤー方式)

3レイヤー方式とは、

①ベースレイヤー
②ミドルレイヤー
③アウトレイヤー

という3層に大きく分けて、それぞれに適した防寒着を着る方法です。

ベースレイヤー

ベースレイヤーは一番肌に近い場所に着るインナーです。

簡単にいえば肌着です。

最近では「ヒート〇〇」や「〇〇ヒート」という名称で様々なものが発売されていますが、暖かければイイというわけではありません。

肌触りが良く好んで着られるインナー素材は「綿」製品ですが、実は綿製品は吸水性は良いのですが速乾性がありません。

そのため吸水した汗を長く素材に蓄えてしまうため、汗が冷えてくると体温を奪われます。

人間は冬でもけっこうな量の汗をかくので、かいた汗を吸水してさらにはなるべく早く肌の近くから逃がしてやる必要があります。

理想的なベースレイヤーは、かいた汗や水蒸気を熱に変えて発熱し、さらにはその汗を素早く肌から逃がしてやる素材がベストです。

ミドルレイヤー(ミドラー)

ミドルレイヤーはベースレイヤーの上に着て、暖かい空気を体近くに溜めるための防寒服です。

ベースレイヤーに発熱素材のインナーを着て暖かい空気を作っても、これがすぐに外部に出て行ってしまうと意味がありません。

発熱素材のインナーにより作り出された暖かい空気を体の近くで溜め込むことでベースレイヤーの効果が生きてきます。

効果的なミドルレイヤーとして挙げられるのがライトダウンジャケットです。

ダウンジャケットはよくアウターとして着られることが多いですが、ダウンジャケットはステッチ(縫い目)の隙間から冷たい外気が入りやすいので、せっかく温まった空気が冷えやすくなります。

ダウンジャケットはジャケットの中に空気を溜め込むために羽毛が敷き詰められています。

羽毛は敷き詰めると膨らんでしまうため、ジャケットが膨らんでしまわないように多くのステッチが施されています。

このステッチの隙間から羽毛がでてくることがよくあります。

逆にこのステッチの隙間から外気が侵入してしまいます。

ダウンジャケットは構造上、羽毛の中に外気が入ってしまうようになっています。

アウトレイヤー(アウター)

アウトレイヤーは内部に溜め込んだ暖かい空気を外気から保護しつつ、防寒着内部の湿気を外に逃がすための防寒服です。

3レイヤー方式は、ベースレイヤーとミドルレイヤーで体を温め、温まった空気をアウトレイヤーで外気から守りつつ内部の湿気を外に逃がすというのが基本的な考え方です。

そのためアウトレイヤーに求められる性能は保温性能より防風・防水・透湿性能です。

透湿性能とは内部の湿気を外に放出して衣服内の蒸れを防ぐ性能です。

透湿機能のないナイロンウェーダーを使ったことのあるアングラーならわかると思いますが、ウェーダーの内部ってすぐに汗による湿気でビショビショになります。

夏であれば「ベトベトして気持ち悪い」という程度で済みますが、冬場の衣類内部の水分は体温を奪います。

大げさにいえば冬場の衣類内部の汗は命に関わります。

とにかく透湿性能に優れたアウトレイヤーが理想です。

透湿性能とは

透湿性能とは衣類内の帰化した蒸気をどれだけ外部に排出できるかの目安です。
〇〇g/㎡(たとえば5000g/㎡)というような単位で表示されます。
24時間で生地1㎡あたり5000gの水分を透過する性能があるということです。

蒸れにくい防寒着としては8000g/㎡くらいの性能があった方が良いといわれています。
サラサラの防寒着になると最低でも10000g/㎡、できれば20000g/㎡くらいの性能があった方が良いといわれています。

防水性能とは

防水性能とは耐水圧ともいわれ、生地に染み込む水の力をどれだけ抑えられるかの目安です。
〇〇mm(たとえば500mm)という単位で表示されます。
1cm四方の生地にトイレットペーパーの芯のような筒を立てて、どれだけの高さまで水を張ると生地に水が染み込むかということを表しています。
耐水圧500mmの生地の場合、500mm(50cm)の高さまで水を張ると生地に水が染み込んでくるということです。
一般的なナイロン傘は耐水圧300mmくらいだそうです。
耐水圧300mmという性能の生地であれば通常の雨はしのげるということです。

イージス(ワークマン)ではダメ?

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2017~2018年にかけて「安くて高性能」ということで釣り用防寒着として急激にシェアを拡大したのが作業着メーカー【WORKMAN(ワークマン)】の【イージス】というモデルの防寒着です。

ウェブやSNS上で大変話題になり、作業着屋さんに女の子たちが挙って押し寄せたとか押し寄せていないとか…

youtubeでもイージスに関して様々な動画が配信されています。

ところで防寒着としてイージスではダメなのでしょうか?

結論からいえば、日差しの出ていない日の餌釣りや管釣りならまったく問題ないでしょう。

ルアーフィッシングにおいては「ちょっと透湿性能が…」というところです。

真冬に釣りをする人は経験があると思いますが、かなりしっかりと防寒している状態で釣りをしていると、ほとんど動いていないようでもけっこうな量の汗をかいているものです。

タイタニュームグローブをして釣りをしていると、グローブを外した時の手は汗でびっしょりです。

動きのある釣りをする場合には真冬であってもけっこう汗をかくので、肌に近い衣類がなるべく濡れないように透湿性能の優れたアウトレイヤーが望ましいです。

イージス(ワークマン)の透湿性能は「蒸れにくい」というレベルでは充分な機能を持っているのですが、透湿性能は最大でも8000g/㎡です。

イージスはどちらかといえば防水性能に焦点を当てた商品です。

夏場であれば衣類や肌が少々ベタついてもどうってことないですが、冬場に衣類や肌が濡れていると急激に体温を奪っていきます。

冬場なのでそれほど長時間の釣行はしないというのであればイージスでも問題ないと思いますが、やはり冬には冬の釣り物があるので、冬場でもしっかり釣りがしたい人は透湿性能に優れたアウターを選ぶべきです。

オススメの防寒着

ベースレイヤー

ベースレイヤー代表がメリノウールです。

とにかく暖かい。

ヒートテックのような発汗しなければ発熱しない素材ではなく着るだけで暖かいです。

単なる寒さ対策であればこれが一番オススメです。

欠点は濡れると乾きにくい点です。

ランガンが多いなど、知らず知らずに汗をかく人にオススメなのがコンプレッションシャツです。

ヒートテックのように蒸気を熱に変えるタイプの防寒インナーで、速乾性にも優れています。

欠点は締め付けがけっこうキツイことです(;´・ω・)

管理人のようにお腹が出てきて締め付けが気になるアングラーにオススメなのがマイクロフリースシャツです。

コンプレッションシャツほどの速乾性はないですが、メリノウールよりも早く乾き、締め付けも少ないです。

ミドルレイヤー

ミドルレイヤーの最有力はライトダウンです。

というより、ほぼ一択ではないでしょうか。

いうまでもなくダウンジャケットはとにかく暖かいです。

暖かいミドラーでいえばライトダウンは最強です。

ちなみに管理人がいつも着ているミドラーは、フリーノットのスウェットにフリーノットのアウターです。

11月下旬くらいまでは雨さえ降らなければこれで充分という感じです。

光電子(こうでんし)と呼ばれる素材でできていて羽毛よりも丈夫です。

高純度超微粒子セラミックスが均一に練り込まれた光電子®繊維は、人体から発生する体温を吸収し、遠赤外線を効果的に体に輻射す…

ちなみに管理人の妻は10年近くフリーノットのスウェットを冬の部屋着として愛用しています。

もともと私の釣り用のものなんだけど…(;´・ω・)

アウトレイヤー

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最強の防水性能・透湿性能ゴアテックスです。

ゴアテックス素材は

【耐水圧50,000mm以上 透湿性44,000g/m²】

というイージスの防水・透湿性能を軽くぶっちぎるほどの防水・透湿性能です。

能力的に大人と赤ちゃんという感じです。

ゴアテックス素材にもいろいろ種類があるので、これよりも性能の高いもの低いものありますが、いずれにしても性能はぶっちぎりです。

値段もぶっちぎりで高いです。

ペラペラなくせに超高いです。

でも管理人もアウターはゴアテックスです。

ゴアテックス素材の防寒着の中ではモンベルの価格が良心的です。

われらが味方ディアプレックス

ゴアテックスほどではありませんが

【耐水圧30,000mm以上 透湿性16,000g/m²】

という必要十分以上の性能を持っている素材です。

正直なところこれだけの性能の素材であればゴアテックスなんて必要ありません!

価格はモンベルのトレントフライヤーの半分くらいです(安い!!!)。

アウターは防水・透湿性能で選ぶ!

どれだけ高性能な素材の防寒着を着ても、着どころを間違えると防寒性能の効果を最大限に発揮することはできません。

それどころか、汗が冷えて体温を奪われて風邪を引いた…

なんてことにもなり得ます。

アウターに暖かい服を着たくなるのもわかります。

でも防寒着の基本は3レイヤー方式です。

3レイヤー方式をしっかり理解して快適な冬のフィッシングライフを送りましょう。



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