夏終盤の山陰に青物旋風!?境水道・美保関で青物や根魚の爆釣チャンス到来!【2025年9月】

8月以降になると、山陰の海はサゴシやヤズ(ブリの幼魚)といった青物の回遊シーズンに突入します。

9月に入ると本格化し、だいたい12月頃までは境水道や美保関周辺の堤防・漁港・磯場などで青物を楽しめるチャンスが増えてきます。

このページでは、境水道・美保関周辺の9月におすすめの釣りについてご紹介します。

執筆者
ショーカラ(y-nax)
『釣り』の翻訳家
最近の釣りメディアでは、釣りに関する情報がメーカーのために中・上級者目線で発信されるようになりました。ナチュラルリリースでは、ビギナー目線で語られることが少なくなった「釣りに関する『キホンのキ』」をビギナー目線で発信しています。

境水道・美保関周辺の青物ポイント

境水道一帯

9月に入ると、境水道に面するエリア一帯でサゴシやヤズを狙うことができます。

ゴールデンタイムは朝マズメです。

境水道は市内からアクセスが良く、ビギナーでも挑戦しやすいポイントです。

足元から水深があるので、ライフジャケットはぜひ着用しましょう。

【攻略のポイント】
ルアー:メタルジグ、シンキングミノーなど速巻きができるもの
時間帯:朝マズメや夕マズメが勝負
狙い方:ベイトが群れている場所で重点的に狙う

夢みなとタワー周辺

夢みなとタワー周辺は外洋に面していて、サゴシの一級ポイントです。

イルカショー跡地では、サゴシのほかにカンパチの幼魚の回遊もあります。

また、サビキ釣りではアジやサバ、ちょい投げ釣りではキス、ブラクリやワームではカサゴなども狙えます。

【攻略のポイント】
ルアー:~30g程度のメタルジグがおすすめ
時間帯:ベイトの回遊次第で日中ならいつでも狙える
狙い方:サゴシなら沖までキャストして巻き上げる
    カンパチの幼魚なら足元まで回遊あり

美保関漁港

美保関漁港はサゴシやヤズ狙いの超一級ポイントです。

堤防から沖に向かってキャストするのが基本的な狙い方になります。

数十メートル沖から足元まで活発に回遊していることが多く、早朝や夜間のライトゲームもおすすめです。

【攻略のポイント】
ルアー:~30g程度のメタルジグがおすすめ
時間帯:青物は朝マズメや夕マズメがゴールデンタイム
    日中やナイトゲームでは港内で根魚も狙える
狙い方:レンジを変えながら丁寧に探るとヒットしやすい

釣行のコツと安全・マナー

漁業関係者・住民・他の釣り人に注意

境漁港にも美保関港にも漁業関係者がたくさんおられます。

また、地元住民や観光客も大勢歩いています。

ルアーやメタルジグをキャストするときは、周囲の人には最新の注意を払いましょう。

場所取りをしない・先行者の間に無理に入らない

美保関港はサゴシやヤズの超一級ポイントです。

そのため、県内外から多くの釣り人が訪れます。

そして、毎年のように場所取りや割り込みによるトラブルが話題に上がります。

間隔の狭い先行者の間に無理に入り込まない
道具を置いて場所取りをしない

釣り人の最低限のマナーとして上記のことには気を配りましょう。

ライフジャケットを着用する

日本ではオカッパリの釣りでライフジャケットを着用する義務はありません。

しかし、境水道や美保関漁港は堤防の高さがあり、よじ登ることはできません。

また、足元から深いため、足を着くこともできません。

自分や家族の身を守るために、ライフジャケットを着用することを習慣にしましょう。

 
ショーカラ
釣り場の形状や深さによって着用するかしないかを決めればOKです
 
ショーカラ
ただ、足が届かず、よじ登ることも困難な場所では念のために着用するようにしたほうがいいでしょう

境水道・美保関で青物シーズンが本格化

9月の境水道・美保関周辺は青物の回遊が本格化するシーズンです。

堤防、漁港、磯と多彩なポイントで、サゴシやヤズが狙えます。

朝夕のマヅメ・潮目・ベイトの位置を意識してキャストすれば、高確率でヒットチャンスがあります。

また、夏に引き続き、根魚の活性は依然として活発です。

境水道や美保関周辺では、最大50cmクラスのキジハタがオカッパリで狙うこととも可能です。

青物のほかに、ちょい投げ釣りではキスを狙うこともできます。

安全に配慮しつつ、秋の山陰の海で青物や根魚の釣りを楽しみましょう。

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