ここ2~3年、猛烈な勢いで市場を拡大してきたパックロッド。パックロッドには分割できるマルチピースと 振出 タイプの2種類があります。メジャークラフトの鬼コスパシリーズである ソルパラ シリーズからも入門者向けの振出ロッドがリリースされています。
このページでは、ソルパラシリーズの振出ロッドを釣りのジャンルごとにご紹介します。
ソルパラ とは
ソルパラとはメジャークラフトからリリースされている入門者向けのソルトウォーターロッドシリーズです。
ソルパラ にはシーバスモデル・エギングモデル・ショアジギングモデルをはじめ数多くのモデルがリリースされています。
数あるモデルの1つが 振出 モデルです。
アジング・メバル
Model | 全長(ft) | ルアー(g) | ライン(lb) | PE(号) | アクション | 価 格 |
SPXT-S63AJI | 6’3″ | 0.6-10 | 1-5 | 0.1-0.6 | EX.F | 8600 |
SPXT-S70UL | 7’0″ | 0.6-5 | 1-5 | 0.3-0.8 | EX.F | 8600 |
SPXT-76L | 7’6″ | 0.8-7 | 1-6 | 0.3-0.8 | F | 8800 |
アジング・メバリングにオススメなロッドは3機種。
SPXT-S63AJIはアジングに特化したレングスになっているソリッドティップモデルです。
SPXT-S70ULとSPXT-76Lの大きな違いは、SPXT-S70ULがソリッドティップモデルであるということ。
SPXT-S70ULはタダ巻きによる喰わせを得意とするロッドです。
SPXT-76Lはジグヘッドのタダ巻きやプラッギング、マイクロジグを使用したアクションの釣りまで幅広く対応できるモデルです。
万能ロッド
Model | 全長(ft) | ルアー(g) | ライン(lb) | PE(号) | アクション | 価 格 |
SPXT-76ML | 7’6″ | 5-28(2-3.5) | 6-12 | 0.4-1.2 | RF | 9000 |
SPXT-80ML | 8’0″ | 5-28(2-3.5) | 6-12 | 0.4-1.2 | RF | 9200 |
(アジング・メバリングのようなウルトラライトゲームを除いて)幅広い釣りに使えるモデルがSPXT-76MLとSPXT-80MLです。
7.6~8ftという長さのわりには少し強めの~28g(1オンス)までの適合ウエイトになっているので、小場所でのシーバスはもちろん、エギングやタチウオのワインド、カサゴやハタ類といった大型ロックフィッシュまで幅広く使用することができます。
またオモリでいえば8号程度まで使用することができるので、堤防からのチョイ投げ釣りにも使うことができます。
五目釣りで使用するには最高のモデルです。
エギング・タチウオワインド
Model | 全長(ft) | ルアー(g) | ライン(lb) | PE(号) | アクション | 価 格 |
SPXT-80ML | 8’0″ | 5-28(2-3.5) | 6-12 | 0.4-1.2 | RF | 9200 |
SPXT-83M | 8’3″ | 7-35(2.5-3.5) | 6-16 | 0.6-1.5 | RF | 9400 |
SPXT-86M | 8’6″ | 7-35(2.5-3.5) | 6-16 | 0.6-1.5 | RF | 9600 |
エギングやタチウオワインドをメインに釣りをする人におすすめなロッドは3機種。
SPXT-80MLは軽いところで2号のエギから使用できるので秋の新子シーズンにも使うことができます。もちろん春イカを狙ってもまったく問題ありません。
SPXT-83MとSPXT-86Mは少し強めのロッドなので春イカ狙いやタチウオのワインドに適しています。
SPXT-80MLとSPXT-83(86)Mの使い分けは、狙う魚種の大きさや使うエギの大きさ・ルアーの重さで使い分けると良いでしょう。
SPXT-83MとSPXT-86Mの使い分けは、足場の高さや釣り場の状況に応じて使い分けると良いでしょう。
シーバス
Model | 全長(ft) | ルアー(g) | ライン(lb) | PE(号) | アクション | 価 格 |
SPXT-86M | 8’6″ | 7-35(2.5-3.5) | 6-16 | 0.6-1.5 | RF | 9600 |
SPXT-90M | 9’0″ | 7-35(2.5-3.5) | 6-16 | 0.6-1.5 | RF | 9800 |
SPXT-90MH | 9’0″ | 15-42(2.5-4) | 8-20 | 0.8-2.0 | RF | 10000 |
シーバスをメインで狙う人におすすめなのは3機種。
小場所から大場所まで様々なポイントでシーバスを狙う人に最適なのがSPXT-86Mです。
大場所では少し短く感じるかもしれませんが、適合ルアーウエイトの範囲が広く、重めのバイブレーションまで使うことができるので十分な飛距離を出すことができます。
河口やサーフのような中~大場所メインでシーバスを狙う人におすすめなのがSPXT-90Mです。
少し大きめのルアーや1.5オンス程度のビッグベイトまで使ってシーバスを狙う人におすすめなのがSPXT-90MHです。
9.0ftのレングスで1.5オンスほどのルアーが扱えるロッドは珍しく、実売価格10000円以下のテレスコピック(振出竿)で大きめのルアーが使えるロッドはほとんどありません。また、オモリも12号程度まで使用することができるので、ライトな投げ竿としても使用することができます。
ライトショアジギング
Model | 全長(ft) | ルアー(g) | ライン(lb) | PE(号) | アクション | 価 格 |
SPXT-90MH | 9’0″ | 15-42(2.5-4) | 8-20 | 0.8-2.0 | RF | 10000 |
SPXT-94SSJ | 9’4″ | 15-40 | 6-16 | 0.6-1.5 | RF | 10600 |
SPXT-96LSJ | 9’6″ | 15-50 | 8-25 | 1.0-2.5 | RF | 10800 |
SPXT-100LSJ | 10’0″ | 15-50 | 8-25 | 1.0-2.5 | RF | 11000 |
ライトショアジギングにおすすめなのは4機種。
~40g程度のメタルジグを扱うスーパーライトショアジギングに最適なのがSPXT-90MHとSPXT-94SSJです。
SPXT-90MHはシーバスからサワラから小型の青物までショアからお手軽に釣れるものは何でもありのショアキャスティングの万能ロッドといえます。長さも抑えてあるので4号程度のエギを使った春イカ狙いにも使うことができます。
SPXT-94SSJはSSJ(スーパーライトショアジギング)というモデルネームのとおりスーパーライトショアジギングに特化したスペックになっています。もちろん、大場所でのシーバスゲームに使うのにもまったく問題ありません。
~50gまでのメタルジグを扱うライトショアジギングに最適なのがSPXT-96LSJとSPXT-100LSJです。
SPXT-96LSJはライトショアジギングとしては最もポピュラーな9.6ftのレングスで、ライトショアジギングのあらゆるシチュエーションに使用することができます。
SPXT-100LSJはSPXT-96LSJの遠投モデルで、大場所で少しでも遠くにジグを飛ばしたい人向けです。長さがある分、9.6モデルよりはジャークにやりづらさを感じるかもしれませんが、飛距離は9.6モデルでは狙えなかった沖の潮目も狙うことができます。また、足場の高い場所でライトショアジギングをする場合には初めからSPXT-100LSJでもOKです。
この4機種はオモリなら12~13号のジェット天秤まで扱うことができるので、サーフでちょっと投げ釣りをするのにも適したモデルといえます。
思い立ったら釣りをしよう!
振出竿(テレスコピック)の良いところはなんといってもその携帯性能です。
準備を整えて「いざ!」というスタイルではなく、
カバンに入れっ放しにしたり車に積みっ放しにして
「おっ!良さそうな場所だからちょっと竿を出してみよう!」
という感じでお手軽に釣りを楽しむことができます。
ソルパラの振出モデルは、そのお手軽さに加えて、さらに価格面も振出ロッド入門機にふさわしいものになっています。
カバンや車にソルパラを忍ばせて、良さそうなポイントを見つけたら気軽に竿を振ってみましょう!