シャローマンの皆さん。
エキサイティングなシャローゲームを楽しんでいますか?
2019年8月、エキサイティングなシャローゲームをさらに熱くするシャローミノーがダイワから発売されました。
このページでは、ダイワから発売されたシャローミノー【グルービン88F】についてご紹介します。
グルービン88Fの特徴
スペック
長さ:88mm
重さ:17.5g
アクション:ハイレスポンスウォブンロール
レンジ:20~70cm
エリア:干潟・河川のシャロ―エリア
シャローマスター山内勝己監修
DAIWA HPより
ハイアピールシャッド「グルービン88」に、干潟、河川のシャローでも使い易く、よりアピールの高いフローティングタイプ登場
グルービン88Sのフローティングモデル
ダイワのソルトルアーシリーズの中に【グルービン88S】というシンキングタイプのミノーがあります。
グルービン88Fは、既存のグルービン88Sのフローティングモデルのルアーです。
フローティングモデルにすることで、干潟や河川のシャローエリアで使いやすい設計になっています。
シャローエリアの最大の敵は根掛かりと藻掛かりです。
フローティングモデルにすることでレンジコントロールができるようになり、根掛かりや藻掛かりによる最悪の状況を回避しやすくなります。
ハイピッチ・ハイレスポンスウォブンロール
一般的に、シャローミノーと呼ばれるミノーは、浮力を持たせるためにルアー自体の重さが軽めに作られます。
そして、軽いルアーで飛距離を出そうとすると、極力空気抵抗を減らす必要があります。
そのため、シャローミノーと呼ばれるカテゴリーのルアーは、リップが小さいものが多いです。
リップが小さいため、ルアーの泳ぎもローリング中心のおとなしい泳ぎになります。
ところが、グルービンのリップはシャローミノーにしては超幅広のワイドリップを採用しています。
このリップが水を掴みやすく、力強いウォブリングを生み出します。
明滅による激しいフラッシングアピール
通常のミノーは、ボディの側面は滑らかにカーブしていますが、グルービンのサイドボディにはセミフラットな平らな面が採用されています。
このボディラインに、ハイピッチなウォブンロールアクションが加わると、滑らかなボディラインでは出すことのできないハッキリとした「明」と「滅」のフラッシングが生まれます。
グルービンは、ハイピッチなルアーの動きに加えて、ボディ形状から生まれる激しいフラッシング効果によってシーバスを誘うハイアピール系ルアーです。
飛距離抜群!!
グルービンは、88mmという小粒なサイズ感の割に重さが17.5gもあるヘビーウェイトのミノーです。
そのため、少々リップがワイドであろうがお構いなく飛んでくれます。
遠浅のシャローエリアではとても重宝するポイントです。
使ってみた感想
動きが大きくアピール力抜群
グルービンは、一度使えばわかりますが、シャローミノーの中では抜群の水押しの強さを持っています。
水押しが強いため、ワイドな動きでアピールし、水の流れの変化も敏感にリールに伝わってきます。
ウェイクベイトを除いておとなしめのアクションの多いシャローミノーの中では動きによるアピール力は絶大です。
見た目にもわかるフラッシング
セミフラットサイドボディによる恩恵なのかわかりませんが、シルバーホロ系のカラーを使うと、見た目にハッキリとわかる明滅によるフラッシングが生まれます。
これがシーバスに効くかどうかは状況によるとは思いますが、アピール力は相当なものです。
なお、フラッシングによるアピールを嫌う個体に対しては、シルバーやゴールドホロ以外のカラーがおすすめです。
飛距離は…慣れるとけっこう飛ぶ!
飛距離に関しては、サイズ感とウェイトの重さから、もう少し投げやすいものと想像していました。
しかし、体高があるせいか、若干の投げづらさを感じます。
最初のうちは、「あれ??」ってなる人もいると思います。
でも、慣れるとけっこう飛びます。
「スッコーーーン!」というフィーリングで飛んでいくわけではありません。
重さに任せて「オリャーッ!!」って感じで飛んでいきます(←わかりづらい)
シャローミノーの中では間違いなく飛距離が出る部類のルアーなので、ご自身で投げてみてコツを掴んでみてください。
マッチザベイト感が◎!!
これは、正直最初は全然気にしていませんでした。
グルービンを足元まで巻いてくると、目の前を泳いでいるサッパ(ママカリ、マーカレ)のサイズにベストマッチでした(笑)
長さといい、体高といい、これほどサッパにベストマッチのミノー(特にシャローミノー)は他にないと思います。
残念なポイント
個人的に、唯一残念なポイントをあげるならば「潜行深度」です。
グルービン88Fは、「ドシャローミノー」というのが売りです。
20~50cmというのはだいたい間違いないと思います。
しかし、これは私にとっては「ドシャロー」というほどドシャローではありませんでした。
管理人がよく行くポイントは遠浅で、ルアーが届く範囲の水深は膝くらいまでです。
個人的には、そのくらいの水深を「ドシャロー」と捉えていたので、管理人のよくいくポイントでは、少しリトリーブ速度を上げるとボトムノックしたり、藻を拾ったりしました。
違うポイントで使えば超使えるルアーですが、「ドシャロー」というのはちょっと言い過ぎかな?という感じです。
まとめ
✔ ハイピッチ・ハイレスポンスな超アピール系
✔ 明滅によるフラッシングが目に眩しい!
✔ 飛距離も抜群!(ただし慣れが必要)
✔ サッパに超絶ベストマッチ