
今年はフィッシングショーがリモートで行われた関係で
フィッシングショーに合わせて各社一斉に新製品情報が!
…ということがありませんでした。
普段は動きの早いメジャークラフトが、思ったよりも発表が遅かったかな?って印象です。
まぁ理由があったんだとは思いますが。
2月に入り2021年の上半期の情報がだいたい出揃ったかな?というところです。
そこで最近は各社(主にダイワ・シマノ)の新製品情報をチェックしていたのですが、ソルトゲームロッドに関してはますますパックロッド化が加速しているのがトレンドのようです。
ダイワに関していえばオフショアはエアポータブル系の追加モデルが豊富です。
ショアゲームではなんといってもオーバーゼアAGSとフリーギアMX。そして昨年発表されたセブンハーフのベイトモデル。
シマノに関していえばオフショアはグラップラーの3ピースモデル。
ショアゲームではなんといってもコルトスナイパーBBの3ピースモデルとコルトスナイパーSSのテレスコピックモデル。
そしてバスロッドではポイズンアルティマの5ピースモデル。

そんな需要ある!!?って感じですけど
ダイワ・シマノの2大メーカーがロッドのマルチピース化・テレスコ化に傾倒している一番の大きな理由は運送費用です。
近年、いろんなメーカーがパックロッドを積極的にリリースするようになってきました。ダイワほどの技術力になるとジギングロッドをパックロッドでリリースできるようです(エアポータブル)。ところで、なんでパックロッドってこんなに流行[…]
でも、これだけガンガン開発をしているところを見ると需要というのも相当高そうですね。
2大メーカーがこういう流れで進めているので、他メーカーが流行りに追従するのは時間の問題でしょう。
また、ダイワ・シマノに関していえば、現在はハイエンドクラスのロッドでコンパクト化が進んでいますが、設計さえできてしまえば低価格帯のロッドに投入するのも難しくはないので、数年後に低価格帯のロッドでコンパクトロッド化が進むのはまず間違いないでしょう。
ただ、ぶっちゃけ
仕舞寸法100cm以下のコンパクトロッドがそんなに必要?
って疑問は大きいですけどね。
↑の記事でも書いていますが、コンパクトロッドってメーカー推奨範囲のルアーを扱う分にはまったく問題はありませんが、適合ルアーウエイトの2倍とか3倍の物を扱おうとするとけっこう心許なさを感じます。

というアングラーはパックロッドで全然問題ないと思いますが、逆に、いまの2ピースだとそんなに不便さを感じてたんでしょうか?
電車・チャリ・徒歩移動のアングラーはパックロッドのメリットは大きいでしょう。
また、僕みたいに家にロッドの置き場がなくてクローゼットに隠すように仕舞ってあるってアングラーにもメリットはあると思います(笑
でも、そういうアングラーってそんなに居たんでしょうか???
いずれにしても、メーカーからすると運送費用の値上がりをきっかけとして、いい稼ぎどころを見つけた感じでしょうかね。
ちなみにクローゼットに隠すようにしまっている僕は(ほぼ)興味なし。
仕舞寸法120~130cmで間に合っています。
それを超えるとちょっと煩わしいかなってのはありますが、だからといってピースが多くなるとその分、釣り中に継ぎ目がズレたり緩んだりする箇所が増えてしまうのでそれはそれで煩わしい。
ってことをいろいろ考えてると、仕舞寸法を130cmに統一したジム(村田基)はニーズをスゲー分かってるわ。(さすが釣具屋)
