【初心者向け】冬は活性が下がる?冬に釣れない人の特徴と冬のシーバス攻略法

今年もだんだんと冬の足音が大きく聞こえる季節になってきました。

冬は水温が低下することによりシーバスの活性が下がるため、シーバスを釣るのが難しくなると言われています。

このページでは冬にシーバスが釣れない理由と冬のシーバス攻略法をご紹介します。

冬はシーバスの活性が下がる?

冬に釣れない人にありがちな誤解

とてもよくありがちな誤解として

冬は水温が低下するためシーバスの活性が下がる

といわれることがあります。

この点について、まず明確にしておきたいのは

ショーカラ
水温が低いことが原因で釣れないということは、そんなに多くない

ということ。

つまり、水温は低くてもシーバスは普通に釣れるということです。

秋はハイシーズン、でも冬は…?

様々なメディアでよく語られるのが「冬は活性が下がるから釣れない」みたいな都市伝説。

一見すると最もらしい印象を受けます。

でも、真冬の水温4℃台の中海ナイトゲームでトップウォーターが無双した経験からすれば、水温が低ければ活性が低いとは一概にいえないと思っています。

アングラー
北海道の大部分の地域にシーバスが生息していないことを考えると、水温が低いのとシーバスの活性は関係があるんじゃないか

といえなくもなさそう。

そうすると「冬はシーバス釣れないんじゃないか…」という誤解が生まれてしまいます。

でも、シーバスって沖縄にも(ほぼ)生息していないんですよね。

なので、逆に水温が高い地域にもシーバスは居ないといえそうです。

そうすると「夏はシーバス釣れないんじゃないか…」という誤解が生まれま…

せん(`・ω・´)キリッ

夏はシーバスは普通に釣れます。

表層水温が30℃に近い8月の宍道湖では、日中のボートシーバスでけっこうポコポコとシーバスが釣れます。

北海道にシーバスが居ないとか、沖縄にシーバスが居ないっていうのは、シーバスの適水温じゃないからって理由ではなさそうです。

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鱸は日本固有の魚

そもそもスズキって、学名に「ラテオラブラクスジャポニクス」って入っているとおり日本の固有種です。

近縁種にヒラスズキやタイリクスズキがいます。

スズキは古くから本州・四国・九州に広く分布している魚であり、スズキの生息するエリアの水温は夏は高くなるし、冬は低くなります。

なので、少々水温が高くても、ある程度低くても、スズキは普通に生息しているし、普通に行動しています。

そう考えると、スズキは日本の四季に合わて生息している魚といえるでしょう。

北海道と沖縄に居ないことを考えると、夏と冬の水温差が小さいエリアには生息していないといえるかもしれません

ほかの固有種との違いは?

日本にはフナ・メダカ・在来鯉などの在来種もたくさんいます。

フナやメダカなどは水温が低下する冬になると冬眠状態になって、捕食もしないし動きもほとんどなくなります。

これらの魚は

アングラー
固有種なのに冬は活動しないよ?

という疑問もあります。

でも、これらの魚とスズキ(シーバス)とでは大きく異なる点もあります。

1つは体の大きさ

魚は変温動物なので基本的にどんな魚でも水温の変化に影響を受けます。

でも、水温の変化の影響というのは、体が小さければ小さいほど影響を受けやすく、体が大きければ大きいほど影響を受けにくくなります。

アクアリストが熱帯魚を新規導入するときに小さな魚ほど慎重に水温・水質合わせをするのはそのためです。

フナやメダカなどの小型魚とスズキのような比較的大きな魚とで、水温の変化の体への影響(負担)が同じということはありません。

もう1つは産卵時期

フナもメダカも在来鯉も産卵時期は4~6月の頃です。

つまり春から梅雨時分頃までです。

これらの在来種は冬に産卵をするわけではないので、寒い時期には冬眠状態になって越冬して体力を蓄えるというのは理解できる話です。

でもスズキの産卵時期は1~2月頃という真冬の時期です。

この頃になると山陰汽水域のシーバスは境水道を通って外洋(日本海)の深場へ落ちて産卵をするといわれています。

そのため、世間では秋がハイシーズンといわれるシーバスですが、境水道では「雪が降る頃になると釣れ始める」といわれます。

真冬になってようやく、境水道を通って日本海へ向かうシーバスが境水道で釣れ始めます。

そんな産卵直前のシーバスが、水温が少々低下したからといって活性が下がるか?といえば、中海アングラーにとってはピンとこない。

ショーカラ
雪が降る頃にメッチャ食いがイイからね

さすがに水温が2~3℃ってなると、もしかしたら冬眠状態になるかもしれませんが、ある程度水深のある海域では水温は下がっても5℃くらいまでで(しかも5℃は表層水温)、普通はそこまで水温が下がらない地域の方が多いのではないでしょうか。

「冬は活性が下がる」は極論

こう考えると、冬には水温が下がって活性が低くなるというのは、(否定はしませんが)イメージが先行する極端な話だと理解しています。

もちろん、大型魚のスズキといえども変温動物なので、急激な水温の上下があれば活性に影響はあるでしょう。

でも、人間が少々寒いと感じるくらいの気温になると「シーバスは活性が下がる(`・ω・´)キリッ!」って言われても、それは「言い過ぎでしょ」って感じ。

というか、ぶっちゃけ理屈云々はどうでもよくて、真冬がハイシーズンになる境水道でシーバス釣りをしているアングラーにとって

「冬は水温が低下するからシーバスの活性が低くなって釣れなくなる」

っていわれても全然ピンとこないでしょう。

中海アングラー
むしろ真冬が一番釣れるけど??

て感じ。

まぁ、要するに、地域によっては水温の低い真冬でも全然釣れるし、ハイシーズンでもなかなか釣りにくいってことです。

でも冬はやっぱり釣れない

「じゃあ冬でも他の季節と同じようにシーバスが狙えるのか?」

といえば、そうともいえない。

冬は釣れない

やっぱり冬は釣りにくい

これが結論。

問題は、水温低下はシーバスの活性にそれほど影響を与えないのに、なぜ冬はシーバスが釣れなくなるのか?ということ。

これはシーバスの絶対数が減ることに理由があります。

すでに述べたとおり、シーバスは古くから日本の四季の中で生息してきた魚で四季の変化にとても忠実です。

最近読んだ釣り雑誌によれば

「シーバスは水温の変化よりも日照時間の変化によって季節の変化を把握している」とさえいわれている

という趣旨のことが書かれていました。

確かにいわれてみれば、日照時間ほど確実に四季の移り変わりを把握できるものは自然界にはありません。

冷夏や猛暑夏や暖冬になると平年と違った気温や水温の変動が起こり得ます。

でも、冷夏であろうと暖冬であろうと日照時間は定期的に移り変わるのです。

このようにシーバスは季節の変化を敏感に感じながら規則的に回遊しています。

そして産卵時期が近づくと、申し合わせたように大多数の個体が外洋へ向けて移動を開始します。

シーバスは冬が近づくと集団で大移動を開始して外洋を目指すので春~秋を過ごしたエリアから居なくなってしまうのです。

これが(外洋の出入口にあたる)境水道で真冬にシーバスのハイシーズンを迎える理由であり、春~秋を過ごしたエリアでシーバスが釣れなくなる理由でもあります。

水温の低下によってシーバスの活性が下がるというのもまったくないとはいいませんが、冬にシーバスが釣りにくくなるのは、そもそもシーバスが春~秋を過ごしたエリアから居なくなるという要因が大きいです。

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冬に釣れない人の特徴は?

以上のことを踏まえて、冬にシーバスが釣れない人の特徴を考えると、おおむね次のようなことがいえます。

冬はシーバスの活性が下がると誤解している
そのため徹底してスローなゲームを展開したがる
冬でも春~秋と同じような場所で同じような釣り方をする

冬にシーバスが釣れない人は「水温が低下するとシーバスの活性も下がる」という極端な話を盲信して、それを前提にしたゲーム展開をしようとするパターンが圧倒的に多い。

「シーバスの動きが鈍くなるからスローにルアーを見せないとダメ」

みたいなのが典型。

確かにそういう日もあるかもしれません。

でも僕からすれば

ショーカラ
(境水道は)真冬はシーバスのハイシーズンだからどんなルアーでもけっこう釣れるよ!

ってのが感想。

冬に釣れない人は「冬はシーバスの活性が下がる」という固定観念を前提にゲーム展開を組み立てることが多く、これが釣れない原因にもなっています。

冬のシーバスはどう攻略する!?

シーバスが釣れるエリアに行く

シーバスは冬には居なくなると言ってしまうと、「じゃあ冬にシーバスは釣れないのか?」という疑問はあることでしょう。

でも、安心してください。

冬にシーバスを釣る方法もあります。

手っ取り早くシーバスを釣る方法の一つが産卵時期のシーバスの回遊ルートで釣りをするということ。

ざっくりいえばシーバスがいるところで釣りをするってこと。

これが最良の選択であり、爆釣すらあり得る釣り方です。

釣り方やメソッドなどを難しく考えずに、どこで釣れているか?という情報を釣具屋で入手して、釣れている場所で釣りをしましょう。

釣れている場所で釣りをする

これは「釣り全般」における鉄則中の鉄則です。

水深の深いエリアを狙う

宍道湖も大橋川も中海もそうですが、冬にはシーバスが居ないのか?といえば、まったくそんなことはありません。

釣具屋に行けば普通に釣果情報が上がっています。

ただ、冬はシーバス狙いのアングラーが減るためハイシーズンほどの釣果は聞かれません。

ショーカラ
これが「冬は釣れない」という誤解に拍車をかけている要因でもあります

そこで[「どういう場所を狙えばいいのか?」ということですが、基本的には深場です。

なぜ深場がイイかといえば理由は2つ。

まずは水温の変化が緩やかということ。

いくらシーバスが水温低下にそれほど弱くないとはいえ、変温動物である以上、急激な水温の変化は体に負担が掛かります。

水面近くや水深の浅いエリアは水温の変化が激しいので、基本的にはシーバスも急激な水温変化の少ない深場に身を寄せます。

もう1つの理由がベイトフィッシュの存在です。

シーバスよりも体の小さいベイトフィッシュはシーバスよりもはるかに水温の変化に敏感です。

体が小さければ小さいほど水温の変化の影響を受けやすくなります。

なので、シーバスのベイトとなる小魚は冬になると深場に落ちて越冬する魚種がけっこう多いです。

逆にシーバスにとっては、深場はベイトフィッシュが溜まる良い狩りの場になります。

つまり深場はシーバスが集まりやすい条件が揃ったポイントといえます。

回遊待ちよりベイト付を狙う

シーバスは真冬になると海底の方で動かずにじっと越冬する…というタイプの魚ではありません。

真冬になれば多くの個体が命懸けの産卵に向かい、産卵に絡まない居残り個体は相変わらず規則的な回遊をしています。

シーバスの運動量はハイシーズンより落ちるでしょうが、それでも回遊を繰り返す以上はエネルギーを消費するので、真冬でもベイトを捕食する必要があります。

冬にはそもそもシーバスの個体数が減ることを考えると、少ない個体を狙って回遊待ちをするよりも、ベイトが溜まっているエリアを見つけることができれば、シーバスへアプローチする近道といえます。

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冬の釣り方の注意点

やるべきことをハッキリさせる

これは秋のシーバス釣りにもいえることですが、ベイトの動きが鈍くなり、ベイトが一定のエリアに集中するような季節になると、ヒント(情報)の得られない場所で漫然とキャストをしていても一向にシーバスに近づくことはできません。

ベイトを探してアングラーが回遊する必要があります。

キャスト→無反応→移動→キャスト→魚信!→少し粘る…

というように、ヒント(情報)が得られなければ早々に見切りをつけて別の深場エリアに移動という決断力が必要です。

ショーカラ
ワンキャストで移動する必要はありませんが…

間違ってもヒントのないエリアで漫然と粘らないようにしましょう。

スローにしずぎない

「冬はシーバスの活性が下がる」という極論に基づいて、ゲーム展開をスローにスローに運ぼうとする人がいます。

確かにスローがハマることもあれば、僕みたいに水温4.8℃のドシャローエリアでトップウォーターが無双することもあります。

ブラックバスと違って、シーバスは少々水温が下がっても、それが急激な低下でない限りは極端に行動範囲が狭くなったり極端に反応が鈍くなったりする魚ではありません。

なので、「スローが効くのか?」「早巻きがいいのか?」「トップにも反応するのか?」というのは、その日その日の水温・水質・潮の影響などで変わります。

「活性が低い」という先入観からスローにこだわり過ぎないよう、いろいろなルアーやカラーやスピードを試してみましょう。

冬でも釣れる山陰シーバス

「水温が低下するとシーバスの活性も下がる」という先入観を前提に、冬はシーバスが釣れないと決めつけたり、シーバスが口を使いやすいようにとスローにスローにゲーム展開を組み立てるアングラーもいます。

確かに急激な水温の変化はシーバスの活性にも影響を与えますが、季節の移り変わりに合わせて下がっていく水温の変化ぐらいでは、シーバスの動きが鈍くなるということはほとんどありません。

山陰・境水道エリアもそうですが、「冬はシーバスのハイシーズン」というエリアも全国にはたくさんあります。

「水温が低下するとシーバスの活性も下がる」という、イメージが先行する先入観にとらわれて偏ったゲーム展開をするのではなく、ポイントを絞ったうえで、冬でもいろんなゲーム展開を組み立ててみましょう。

きっと、冬にはスルーしていたエリアでもシーバスに出会うことができるはずです。

それでも「冬は釣れない」という人。

ショーカラ
ゴチャゴチャ言ってないでさっさと釣り場に行きやがれ

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ショーカラ
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