2018年2月
遊漁船に乗船する際のライフジャケットの着用が義務化されました。
最近はオカッパリでも啓蒙活動が進んでいるためか、ゲームベストを付けて釣りをしている人がずいぶん増えました。
…が。
オカッパリ用のゲームベスト(フローティングベスト)をライフジャケットだと勘違いして遊漁船に乗船しようとする釣り人がけっこういる!
こういうタイプのやつね。
これは釣りやレジャー業界ではライフジャケットではなくゲームベスト(フローティングベスト)。
身の危険を守るという点ではライフジャケットと遜色ないかもしれないけど、これでは遊漁船には乗れない。
詳細は国交省のウェブサイトに掲載してあるので割愛しますが、ザックリいうとタイプAという桜マークの付いた救命具じゃないと乗船できません。
で、問題なのは桜マークのあるなしではなく装着方法。
とんでもなく誤装着が多いのがウエストポーチタイプのライフジャケット。
こういうやつね。
これを腰側(背中側)に巻いてる釣り人が非常に多い!!
知ってる人にとっては言うまでもないですが、実はコレ、
お腹側に巻く
というのが正解。
そのまま紙袋もって秋葉原に行っても違和感ないスタイルなのが正解。
お腹側に巻くと邪魔だからだと思いますが、スタイリッシュに腰側(背中側)に巻くとヤバイやつ。
これは、水を感知したときに腰輪タイプのフロートが出てくるやつじゃなく、ベストタイプのフロートが飛び出るやつ。
つまり飛び出たフロートを頭から被って装着しなくちゃいけないタイプです。
↓にイメージ図があります。
これを腰側に巻いてるとフロートを掴めなくてマジで焦るから。
下手したら
死ぬよ、マジで
そう言ってもいいくらいに無駄な装着方法です。
自分からフロートを被る必要があるもんだからメーカー側も「泳ぎの苦手な人は使用しないでください」と注意喚起してるくらい。
だから手が回らない背中側に巻くのなんてとんでもなく誤装着です。
コンパクトでスタイリッシュだからという理由でウエストポーチタイプを選ぶと、逆にカッコ悪い装着方法を強いられるので気をつけてください。
ちなみに…
ウエストベルトタイプ。
これは腰輪タイプのフロートが飛び出るから、腰側(背中側)に巻いても大丈夫なやつです。
以上、最近すごく目についたのでちょっとした啓蒙活動です。