【20ルビアスLT】ファン歓喜!超軽量のモノコックボディリール!

予想が全然当たらない男・ショーカラ(@y_nax_tw)です。

わたくしショーカラ、以前この記事でこんなことを述べていました。

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ショーカラ
ルビアスの今後の展望ですが、実売価格30000円ほどのミドルクラスのリールとして販売されることはほぼなくなったと考えられます。

え~…

その…

なんとまぁ…

ショーカラ
スミマセン!
20ルビアス出ます!

ということでこのページでは20ルビアスについてご紹介します。

20ルビアスとは

LUVIAS(ルビアス)とは20年近くダイワの軽量ミドルクラスリールを牽引してきた超人気モデルです。

初代04ルビアスですらかなり軽い方でしたが、20ルビアスはザイオンボディによる軽量化に加えてモノコックボディを採用することで強靭かつ耐久力あるボディに仕上がっています。

特徴

◆ マグシールド搭載
◆ エアローター搭載
◆ オートマチックドラグシステム(ATD)搭載
◆ ザイオンボディ
モノコックボディ
巨大エンジンプレート搭載

マグシールド搭載

20ルビアスではすべての番手でマグシールドが搭載されています。

バリスティックFWと異なり淡水でもマグシールド搭載機を使用することができるようになりました(ルビアスFC)。

エアローター搭載

マグシールドと並んでいまやダイワの代名詞となったエアローター搭載です。

これは当然といえば当然です。

マグシールド機でエアローターでないものはマグシールドの良さが半減します。

10セルテートの発売に伴って登場したマグシールドとエアローターは近年のダイワのリールにはなくてはならない機構です。

ATD搭載

これはマグシールドよりもさらに新しいダイワの技術でオートマチックドラグシステムのことです。

魚の引きに滑らかに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステムのことです。

近年のダイワのリールでは15000円以上のクラスのリールにはすべて搭載されている機構です。

ザイオンボディ

ダイワが誇る軽量・高強度の樹脂ボディ・ザイオン

ルビアスはザイオンボディを採用することで圧倒的なボディの軽さに仕上がっています。

とにかく軽い。

そして冬でも冷たくない

セルテートのような金属ボディのリールは冬場に釣りをしているとリールが冷たくなってきてとても辛いのですが、樹脂製のザイオンは冬でも冷たくなりません。

モノコックボディ

従来スピニングリールの構造は、ボディとボディカバーでドライブギアの両端を支持し、それを数箇所のスクリューで固定する方式が一般的でした。

この構造から、更なる精度と剛性の向上を目指し、ボディカバーを廃し、ボディに直接高精度のプレートをネジ込むことで固定したのがモノコックボディです。

モノコックボディは、それ自体が巨大なネジの役目も担うエンジンプレートでカバーをされて、大きな負荷を受けてもズレにくく、たわみにくい構造を実現しました。

新構造によりギアの支持精度が高まり、また剛性・気密性も向上しました。

更には、ネジ穴を必要としない分、従来構造よりもボディ内部のスペースが広くなり、より強力な、そして巨大なサイズのドライブギアが搭載可能となりました。

モノコックボディはダイワのリールの中でも肝煎りのモデルのみに採用されています。

モノコックボディが採用されているのはソルティガ(BJ)イグジストセルテートルビアスです。

ルビアスはザイオンボディで唯一のモノコックボディ採用機種です。

巨大エンジンプレート搭載

モノコックを採用することで巨大エンジンプレートを搭載できるようになりました。

これにより回転軸のブレを徹底的に排除し、パワーロスにつながる要素を除去することで力強い巻き上げ感を実感できます。

外観

開封

今回購入したのはLT3000-XHというモデル。

シーバスフィッシングでは最も売れるモデルだと思います。

ビニールに入っていても存在感のあるモノコックボディ。

ディテール

ダイワのリールデザインはミドルクラスのリールでもとにかくカッコイイ。

このデザインだけでも選ぶ価値がありそう。

シマノのリールはミドルクラスになると途端にデザインに妥協(使い回し)が感じられるようになります。

あと個人的にツインパワーの『TP』という表示がとてもダサいと思う。

使用感

巻き上げパワーが凄まじい

ここからは使用してみた感想。

まず一番嬉しいのが巻き上げのパワーが凄まじいこと。

モノコックボディのおかげでしょうが~70cmほどのシーバスであればゴリゴリ巻いてくることができます。

負荷が掛かるとハンドルが負けない…ということもありません。

特にこの(オモチャのような)軽量ボディということを考慮すればパワーは必要十分という域を軽く超えています。

ロッドの操作性が上がる

超軽量リールの最大の恩恵。

ロッドを操作するときにリールの重さが気にならないのがとても素敵です。

フルキャストで回遊待ちをするような釣りよりも、短めのロッドでルアーを操作しながらテンポのイイ釣りをする方がより恩恵を感じられます。

軽量ロッドと合わせるべき

タックルバランスの問題です。

いくらロッドの操作性が上がるといっても、パワーのあるロッドにルビアスをセッティングするとロッドを握る手元が気持ち悪いくらいに軽くてスカスカする感じ。

慣れの問題もあるでしょうが、個人的にはある程度パワーのあるロッドにはオモチャのような軽~いリールではなくセルテートクラスが合っていると感じます。

逆にライトクラスのロッドであればロッドの軽さを十二分に発揮できるほど軽量の恩恵を受けることができます。

バリスティックより巻き重りが…

バリスティックLT3000-XHと同じギア比1:6.2であるにもかかわらず、バリスティックよりも巻き重りがあるように感じます。

ただし巻きが重いからバリスティックよりも感度がイイか?…といえば、別に感度の良さも感じないです。

感度の点ではバリスティックと変わりません。

この巻き重りの原因は何なのか?

可能性の1つがギアの違い。

バリスティックもルビアスもタフデジギアですが、バリスティック冷間鍛造+マシンカット

ルビアスは冷間鍛造のみ。

マシンカットを施している分、バリスティックのギアの方が滑らかなのかもしれない。

もう1つの可能性が単なる個体差。

単純に管理人の購入したルビアスがアタリ個体でなかったのかもしれません。

理由は定かではありませんが巻きの滑らかさでは明らかにバリスティックに軍配が上がります。

軽さが生かしきれないか?

総じて考えると、超軽量リールでありながらバリスティックよりも巻き重りがあるせいで、アジ・メバル・トラウトのようなウルトラライトゲームよりもシーバスのようなライトゲーム以上の釣りの方が向いているように感じます。

バリスティックとの棲み分け・差別化を図ったのかもしれませんが、ザイオンボディで超軽量リールということを考えると、まずはウルトラライトゲーム寄りにスペックを振って欲しかったという印象が否めない。

反対にモノコックボディ+巻き上げパワーという点を考えると、シーバスやハードロックフィッシュのような釣りにはかなり向いているといえそうです。

ショーカラ
バリスティックの出来が良かったこととダイワの人気リールゆえの期待値の高さの狭間でもがいているという印象です